用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【釜山】釜山大学校(金井キャンパス)のエアロコマンダー560F

<編集履歴> 02Nov.2024公開

 

<場所 Place> 釜山広域市金井区プサンデハッキョ(釜山大学校) 

부산대학교

<訪問日Visitt> 25Nov.2024

<行き方 Access>

(1) 釜山地下鉄1号線プサンデ(釜山大)駅のNo.3出入口から約800m、徒歩10分ほどで大学敷地内の展示場所に到着する。正門(35.2317N/129.0840E)から入り、坂を上ってから、右に向うのが確実だが、隣接するNC百貨店釜山大店の地下駐車場出入口の脇に通用門(35.2325N / 129.0840E)があり、ここから入構すると、わずかだが移動距離は短くなる。

<解説General> 

(1) 韓国南東部における名門国立大学校で、かつ地域拠点国立大学だ(一言で書けばデカイ総合大学)。略称は釜大/PNU(現在の「釜山」はBusanと表記するが、2000年の表記法変更以前はPusanだった。本大学では固有名詞化しているので、各所でPusan****/PNUの表記がそのまま使われている)。本校組織なので「釜山キャンパス」というが、釜山広域市西区に峨嵋キャンパスがあるため、本Blogでは混乱を避けるため地名をとって「金井キャンパス」と記載する。ちなみに梁山(慶尚南道梁山市)、密陽(慶尚南道密陽市)にもキャンパスがある。

 

【展示機 Displayed aircraft】

(1) エアロコマンダー560F 機首前に設置された説明板(ボロボロだ!)には機体諸元とともに「寄贈者:韓国海警察庁」と一行、記載されている。参考とした航空ファン誌の記事(最下段参照)より、元は登録記号KNP-507と考えられている。GE-Proでは2004年2月3日取得画像から機影を確認できる。

写真1-1, 1-2 校舎脇に置かれたエアロコマンダー560F。訪問時、周辺は工事資材置き場になっており、撮影条件はあまり良くなかった。(2024年10月25日撮影)

 

【余談】

 ここだけではなく、韓国での一般的な話だが、大学周辺(正門から通学に使う鉄道駅/バス停までの沿道周辺)には「安くて量のある食堂」「そこそこおしゃれな洋食店」が多いように思う。ここでも本校正門から地下鉄駅までの間には、これらの店がひしめきあっている。「地球の歩き方 韓国2019-20」に紹介された”ピボンシクタン”(本当はジンジュピボンシクタン(晋州ビボン食堂))の地図上の表示位置は、は道路1本分間違えているので、「この店に、どうしても行きたい!」場合には、35.23087N / 129.08586Eを目指そう。私は「地球の歩き方」の地図表示場所に当該店が無かったので、近隣の店でネジャンクッパプ(モツ入りクッパブ)を食したが、7,500ウォンで、結構な量のモツが入っていて大満足であった(2024年10月)。なお、食後に周辺を歩いていて、ピボンシクタンを見つけることができた(苦笑)。

 

【参考文献】

(1) 「釜山広域市と周辺の展示機」大路聡、航空ファン2024年7月号(No.859)p.81-87

以上