用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【高知県】南国市 「かいだ屋」のセスナと前浜の掩体壕群

<編集履歴> 16May.2024公開、17May.2024見直し更新(第1回目、掩体壕の構造について追記)

 

【うなぎ料理店”かいだ屋”】

<場所 Place> 〒783-0083 高知県南国市浜改田1330-3 かいだ屋

<座標 Location> 33.5347N/133.6491E

<訪問日Visit> 13May.2024

<行き方 Access> 

(1) 高知空港から徒歩で道なりに約4.3km、徒歩で約1時間(後述の掩体壕群を通過する)。

(2) はりまや橋バス停から、とさでん交通バスの前浜・パークタウン線に乗車し、「前浜」バス停で下車。所要40~50分程度、料金は670円(2024年)だが、下車後に約1.5kmを歩く。バスの発車頻度は朝夕1時間に1本、日中は2~3時間に1本。土日祝日は運転頻度が異なるので注意。

(3) 南国市コミュニティバス「八松」バス停近くだが、朝夕1本ずつしか運行しておらず、一般観光客の利用は事実上できない。

※基本は車で訪問する場所だ。

<解説General>

(1) この辺りでは有名なうなぎ料理店。高知空港内にも大きく広告を出しているが、HPは無く、SNS発信のみのようだ。グルメサイトなどで多数取り上げられている店舗なので、詳細はそちらを参照して欲しい。月・火は定休日だが、この他にも不定休があるので、「展示されているセスナの写真を撮るだけなく、うなぎも食べたい」という方はSNSなどで最新の開店情報(および旬の時期)を確認してから訪問しよう。展示機自体は24時間365日、いつ訪問しても撮影可能だ。

(2) 展示機はセスナ172P (JA4189, cn.17275417)とされる。1992年10月17日、八尾空港に着陸する際に滑走路を逸脱して損傷し、1993年 4月 5日付で登録抹消された機体だ。2002年4月時点では、元の機体塗装のままで展示されていたが、同年8月23日には「うなぎ屋の広告塔(アイキャッチャー)」へと塗り替えられている(ヒコーキ雲さんへの投稿写真より)。その後は何度もパターンを変えて塗り替えられている。店の看板には航空管制レーダーアンテナが使われているが、この「看板」も2002年4月には存在していた。

・参考:JA4189の事故報告書

https://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-acci/94-1-JA4189.pdf

写真1-1, 1-2 広角レンズで寄って撮影してよし、中望遠レンズで道路を挟んで撮影してよし。左主脚のカバーは失われていた。店の看板には航空管制レーダーアンテナが使われている。(2024年5月13日16時45分ごろ撮影)

 

【前浜掩体壕群】

<場所 Place> 高知県南国市前浜地区周辺

<座標 Location> 

前浜掩体1号 33.5398N/133.6620E
前浜掩体2号 33.5410N/133.6623E 草むらに埋もれて見逃しやすい
前浜掩体3号 33.5419N/133.6634E 
前浜掩体4号 33.5426N/133.6606E 7基のうち、最も大型のもの
前浜掩体5号 33.5429N/133.6622E 観光用に周辺整備されている
前浜掩体6号 33.5405N/133.6644E
前浜掩体7号 33.5428N/133.6657E 道路が内部を突っ切っている

<訪問日Visit> 13May.2024

<行き方 Access> 

(1) 高知空港から徒歩で道なりに約2.5km、徒歩で約40分。

(2) はりまや橋バス停から、とさでん交通バスの前浜・パークタウン線に乗車し、「大湊小学校前」バス停で下車。所要時間は40~50分程度で料金は670円(2024年)だ。バスの発車頻度は朝夕1時間に1本、日中は2~3時間に1本。土日祝日は運転頻度が異なるので注意。

(3) 基本は車で訪問する場所だ。

<解説General>

(1) 高知空港のターミナルとは滑走路を挟んだ反対側付近に旧海軍の使用した掩体壕が7基残されており、それぞれ24時間いつでも無料で見学できる。このうち前浜5号基のみは観光用に整備されている。また7号基は農道が内部を貫通している。残る5基は農業用資材置き場になっている。周辺は幅の狭い農道だ。用水路に落ちないように気を付けよう。これらの掩体壕は「大湊小学校前」バス停から直線で、それぞれ200~500m程度の距離内にある。

・参考/南国市観光協会のサイト;

前浜掩体(えんたい)群 : 南国市観光協会

・参考/掩体関連のパンフレット;

https://www.city.nankoku.lg.jp/download/?t=LD&id=1569&fid=31044

(2) 前浜5号基の脇には説明用の看板があり、その中に「W型(の掩体壕)」という言葉がでてくる。”W型”って、なんですか?調べたところ、どうやら木製有蓋掩体壕のことらしい。

・詳細はこちらの記事を参照してください;

https://kumamoto-senseki.net/6-1/pdf/20171125_izumi.pdf

写真2-1, 2-2 上は一番規模の大きな前浜4号掩体壕。その右脇に5号掩体壕高知空港の管制塔が見える。下は観光用に周辺が整地された前浜5号掩体壕。その左手奥には7号掩体壕が見える。(2024年5月13日16時15分ごろ撮影)

 

【余談】

(1) 私自身は14時半ごろに高知空港に到着し、徒歩で前浜掩体壕群を訪問・見学した。掩体壕群の周辺で40分程度を過ごした後に、徒歩で「かいだ屋」へ向かった。訪問当日は定休日だったので、うなぎを食べることはできなかったが、"主目的"である用廃セスナはしっかりと撮影できたので満足だ。撮影後は約5.6kmを歩いて後免へと移動して、市電ではりまや橋へと向かった("乗り鉄"もやりたかったため)。

以上