用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【栃木県】陸自 宇都宮駐屯地の展示機

<編集履歴> 29Mar.2023公開、04Apr.2023見直し更新(第1回目、字句表現等見直し)

 

<場所 Place> 〒321-0145栃木県宇都宮市茂原1-5-45 陸上自衛隊宇都宮駐屯地

(栃木県宇都宮市)陸上自衛隊宇都宮駐屯地公式ホームページ

<訪問日Visit> 27Mar.2023

<行き方 Access> 

(1) JR東北本線(愛称:宇都宮線雀宮駅から約2.3km、徒歩約30分

(2) JR宇都宮駅西口とJR東北本線(愛称:宇都宮線石橋駅を結ぶバスが1時間に2本程度の頻度で走っている。上述の雀宮駅前には行かないが、駅から約400m離れた国道4号線沿いに「雀宮駅入口」バス停があり、ここを通過する。「雀宮陸上自衛隊前」バス停までは4分、運賃は190円だが、大体は歩いた方が早い。

写真1 防衛資料館前に展示されているOH-6DとUH-1B。(2023年3月27日撮影)

 

写真2 戦車なども展示されている。(2023年3月27日撮影)

 

<解説General>

(1) 中央即応連隊、東部方面特科連隊第2大隊、第307施設隊が駐屯する駐屯地。ゲートから150mほどの所に防衛資料館があり、その前庭に2機のヘリコプターや戦車等が展示されている。駐屯地祭は例年5月中旬ごろに行われている。また桜の開花シーズンには限定的な基地公開が行われることがある。

(2) 防衛資料館は平日であれば個人の見学も受付けている。基地正門で見学の旨を伝えると担当者が来て案内してくれる。詳細はHPを参照のこと。館内には数多くの興味深い史料が展示されている。拳銃や小銃のコレクションが充実しているのは本館の特徴といってよいだろうか。なお屋外展示物は撮影可能だが、館内は撮影できないので注意する。

(栃木県宇都宮市)陸上自衛隊宇都宮駐屯地公式ホームページ_防衛資料館

【展示機と座標 Aircrafts and Locations】

(1) OH-6D (31241/SU, 36.4780N / 139.8694E) 2012年6月ごろから先代の展示機 OH-6J (31047号機)と置換されて展示された。銘板は取り外されているが計器盤にラジオコール”JG-1241”が残る。

写真3 OH-6D(31241号機)。テールブームのS/Nは消されていた。(2023年3月27日撮影)

 

(2) UH-1B(41514/SU, 36.4780N / 139.8693E) 1985年9月29日に航空学校宇都宮校(北宇都宮駐屯地)で用廃となり、その後に展示されたとされる機体。銘板および計器盤のラジオコールは無く、展示当初から記入された番号以外に本機の機体番号を確認する手段は無さそうだ。なお計器盤の計器は全て取り外されている。

写真4-1, 4-2 展示されているUH-1Bとそのコクピット計器盤。計器盤は左右対称ではなく右側(機長席側)に偏っている。(2023年3月27日撮影)

 

(3) UH-1H (41654, 36.4757N / 139.8639E) 基地奥にある訓練用機で駐屯地公開の時に一般公開されることはまず無い機体。GE-Proでは2010年10月27日取得画像以降に機影を確認できる。

(4) CH-47J (52907, 36.4757N / 139.8642E) 基地奥にある訓練用機で駐屯地公開の時に一般公開されることはまず無い機体。GE-Proでは2013年6月4日取得画像以降に機影を確認できる。設置当初からローターは外されている。

 

【展示後撤去】

(1) H-19C (S/N?) ヒコーキ雲さんの「宇都宮駐屯地」の項に機体の写真が投稿されているが、「H-19Cの研究」の全機リストでは一言も触れられていない機体。要再調査。

(2) L-19E (11366) 1985年11月28日に用廃となりUH-1Bの右隣(現在、88式地対艦誘導弾の展示してある場所)に置かれていたが、2006年ごろに北宇都宮駐屯地に移設された。

(3) OH-6J (31047) 1988年2月22日に用廃となり展示されていたが、2012年6月には撤去されていた。

 

【その他の展示物】

(1) 88式地対艦誘導弾 (36.4780N/139.8692E) 陸自の展示物の中では珍しいものだと思う。宇都宮駐屯地には2001年3月27日(編成完結)から2011年4月21日(廃止)までの10年間に渡り第6地対艦ミサイル連隊が駐屯していたからからだろうか。 「88式地対艦誘導弾」というと弾体のみのことをいうように思うが、どうやらシステム一式を指すようで「88式地対艦誘導弾の"発射機"」という表現をしているネット上の記事は(まだ)数えるほどしか見かけていない。個人的には本展示物は「88式地対艦誘導弾の"発射機"」という表現が(制式名称ではなくとも)”日本語的にはより正しい”ように思う。また”弾体(訓練用模擬弾)”も展示して欲しいなぁと希望を記しておく。

写真5(2023年3月27日撮影)

 

(2) 74式戦車 (36.4780N/139.8692E) 陸自展示物の定番戦車。

写真6(2023年3月27日撮影)

 

(3) 61式戦車 (36.4778N/139.8692E) 74式に比べると展示車両数は少ないが、比較的よく目にする感じがしている。

写真7(2023年3月27日撮影)

 

(4) 60式装甲車 (36.4778N/139.8692E) 2006年に全車が退役したそうな。雲仙普賢岳(1991年6月の大規模火砕流の発生前後を指す)で活躍していたよな・・・と思うのはオッサンの証拠か。

写真8(2023年3月27日撮影)

 

(5) 105mm榴弾砲 (36.4777N/139.8694E)

(6) 155mm榴弾砲 (36.4777N/139.8694E)

写真9 105mm榴弾砲(右)と155mm榴弾砲(左)。(2023年3月27日撮影)

 

(7) 38式野砲 (36.4777N/139.8696E)

写真10(2023年3月27日撮影)

 

 最後に訪問当日に丁寧に案内していただいた担当者の方に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

以上