用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【東京都】陸自 三宿駐屯地のUH-1H

<編集履歴> 28Mar.2023公開、28Jul.2023見直し更新(第1回目、納涼祭訪問)

<場所 Place> 〒154-0001東京都世田谷区池尻1-2-24 陸上自衛隊三宿駐屯地

陸上自衛隊:三宿駐屯地

【公式】 陸上自衛隊衛生学校

<訪問日Visit> 26Mar.2023, 28Jul.2023

<行き方 Access> 

(1) 東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩約15分

(2) 東京メトロ中目黒駅から徒歩約15分

(3) バス「自衛隊中央病院入口」バス停下車、徒歩3分

<解説General>

(1) メインは自衛隊中央病院陸上自衛隊衛生学校だが、防衛装備庁次世代装備研究所も同居する普通の駐屯地とは一味違った駐屯地。医学情報史料館「彰古館」の裏手(グランド側)に1機のUH-1Hが置かれている。

(2) 例年3月下旬から4月上旬の桜の季節には「桜の通り抜け」イベントが行われ、駐屯地内のメインロードの通行が可能となる。この際にUH-1Hをやや遠目の左斜め後ろから眺めることができる。駐屯地内の公開エリアは年により若干変わるのだろうが、基本的にはUH-1Hの脇までは行くことができないようだ。

(3) 例年7月下旬から8月にかけて「夏祭り/盆踊り/納涼祭」が開催される。この際にはヘリコプターに近づくことができる。ただし開門後15分もすると親子連れの記念撮影の対象となるので、「マトモな機体写真」を撮りたい方は「開門ダッシュ」で機体に近づくことをお薦めする。なお「開門ダッシュ」のご褒美として、先着300名様程度には野外炊事車で調理したミニカレーなどの配布整理券をもらえることもある。機体の写真を撮るか、カレーなどの調理サービス品を取るか?私自身は2023年の訪問時にカレーの整理券をもらってから撮影を開始したが、時間的には”かろうじて”人を入れずに写真を撮ることが可能だった。

(3) 医学情報史料館「彰古館」は見学可能だ。HPで見学可能日の予定を確認し、電話で日程を調整したのちに必要書類を2週間前までに提出するのだが、この際にリクエストを出しておけばUH-1Hの脇まで連れて行ってもらえるかもしれない。詳細は衛生学校の当該HPを参照願います。

陸上自衛隊衛生学校 - 彰古館

【展示機と座標 Aircraft and Location】

(1) UH-1H (41645, 35.6438N / 139.68407E) 計器盤に残るラジオコールプレートより「JG 41645」(注:"JG-1645"ではない)、銘板より「(HU-1Hの)SER NO. 45」が確認できる。機首をほぼ南に向けて置かれている。GE-Proの2013年2月1日取得画像では確認できないが2014年1月19日以降には確認できる。2013年3月に存在していたとのネット写真がある。

写真1-1, 1-2 雨の降る中で行われた2023年度の「桜の通り抜け」イベント。中望遠ズームレンズを用いて撮影。植樹があるため、これより側方に回り込んで撮影することはできなかった。またサクラと機体を絡めた良い構図は得られなかった。(2023年3月26日撮影)

 

写真2-1~2-3 2023年度納涼祭時の様子。この日は機体左側に接して救護車両と広報ブースが置かれていたので下がって側面を撮影することができなかった。また機体左前にある電柱は邪魔になる。結果として機体右側面しかマトモに撮れなかったが、こちらは建物の影となる。開門から15分もすると家族連れが記念撮影を始めるので、もう人を入れない絵は撮影できない。(2023年7月26日)

以上