<編集履歴> 22Aug.2022公開、06Dec.2022見直し更新(第4回目、記述を一部変更)
<場所 Place> 福岡県豊前市赤熊1341-4 芙蓉博物館(2022年11月時点で建屋の建設は終わっているようなので開館準備中としておく)
http://fuyomuseum.com/home2/fu_rong_bo_wu_guan.html
(注:2022年10月6日午前にアクセスしようとしたが、アクセスできなかった。更新中なのか、それとも計画が頓挫したのか?推移を見守りたいと思います。2022年10月6日記)
<座標 Location> 33.6212N, 131.1317E
<訪問日Visit> 31Oct.2022(建屋外観を眺めたのみ)
<行き方 Access>
(1) 日豊本線宇島駅から東に向けて約500m、徒歩約7分。
<解説General>
(1) わたなべ歯科クリニックが建設中の私設歴史博物館で、2022年中の開館を予定している。なお2022年10月6日午前にHPにアクセスしようとしたが、アクセスできなかった。更新中なのか、それとも計画が頓挫したのか・・・?推移を見守りたいと思う。
(2) 2022年10月31日に現地を訪問して道路から外観を眺めてきたが、2022年11月23日時点でGoogle MapのStreetViewで見られる状況と変化は無く、こじんまりとした倉庫のような建物が一棟建っているのみであった。看板などは一切なく、2022年11月23日時点でGoogleMap上にある「芙蓉博物館」という記述のみが唯一その存在を示す手がかりとなっている。(「宇島」+「芙蓉博物館」で検索するとすぐに表示されます)
(3) この博物館には以前は岐阜基地に展示されていた零式水上偵察機を令和3年度(2021年4月~2022年3月)に0円譲渡され(日本戦跡協会さんの記事より)、2021年3月頃に搬入済みだ(注:3月ごろというのは「春ごろ」という意味であり、令和3年か4年かという会計年度をまたいでどうこうという話ではない)。
(4) またかつて太刀洗駅の駅舎を利用した大刀洗平和記念館(その後、朝倉市の音楽館に移設)にあった零式水上偵察機のフロートも展示する予定となっていた・・・ハズなのだが、このような話(上述(3)および本(4)項)が掲載されていたHPは2022年10月6日以降は上述したアドレスにアクセスできない状態となっており、再度確認することができなくなっている。
(5) 貸与案件であれば年に一度は自衛隊側からのチェックがあり、「国有財産」の所在が分かるハズだが、譲渡となると例えば倒産したり転売された場合には、その後の機体を追うことが困難になる。いろいろな意味で今後の推移を見守りたいと思う。
(6) 現在、わたなべ歯科クリニックでは歯科助手兼学芸員を募集中。新卒募集案件なので、応募者があった場合でも開館は4月以降となるだろうか。
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【展示機予定 Aircrafts and parts】
(1) 愛知零式水上偵察機 上述した通り令和3年度(2021年4月~2022年3月)中に岐阜基地から0円譲渡された機体。どのように展示されるかはまだ公表されていない。なお零式水上偵察機(E13A)は二人乗りの「零式小型水上機11型(E14Y)」との混同を避けるため、「零式三座水上偵察機(略して零式三座水偵)」と呼ばれることもある。
写真1 岐阜基地に展示されていた頃の愛知零式水上偵察機の残骸。どのような形で新たな展示が行われるのかはまだ公表されていない。(2009年10月12日撮影)
(2) 福岡市の大濠公園で見つかったフロート。旧大刀洗平和記念館(駅舎を改造した記念館)で展示されたあと、朝倉市の音楽館に移設され、展示されていたもの。2021年8月4日に温楽館を訪問したところ、既に存在していなかった。
写真2 福岡市の大濠公園で見つかったフロート。大刀洗平和記念館で展示されたあと、朝倉市の音楽館に移設・展示されていたが、2021年8月4日に現地を再訪したところ、既に存在していなかった。(2010年8月28日、音楽館にて撮影)
【最後に】
今後の進展に幾分の不安を抱えるが楽しみな場所だ。新たな情報が入りましたらUpdateします。
写真3 10月末時に訪問した際の「芙蓉博物館」。(2022年10月31日撮影)
以上