用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【短報】防府北基地のT-34A

<編集履歴> 13Jun.2022公開、15Jun.2022見直し更新(第2回目、字句表現見直し)

 

2022年6月5日(日)に防府北基地祭に行ってきました。

 2020年、2021年と新型コロナウイルス感染予防対応として基地祭は中止となっていましたので3年ぶりの公開です。今回は事前応募・当選者だけの公開となったため、会場は例年より空いていましたが、天気は朝の公開開始時刻ごろから雨。一時は風も強く、屋外で撮影するのはしんどい状況でしたネ。

 悪天候のためF-15のデモは中止となり、またブルーインパルスは10分ほど開始時間を遅らせたうえで三科目(5-shipワイドデルタでのパス、ソロナイフエッジパス、ソロレベルキューピット)だけ実施して帰っていきましたが、その他のフライトはほぼ予定通り行われました。すでに全国報道されていますが米軍のF-16CMがガンアクセスドアを開けたままでフライトを行い、最後には1.8kgほどのドアをなくして飛び去っていくというハプニングもありましたネ。

 さて今回の私の主目的はもちろん用廃機を撮影すること。天気は悪かったけれど、ようやくデジカメでマトモに撮影することができ、満足して帰ってきました。

・・・そこでようやく気づきました。

あれ?このT-34A(51-0372)って、神奈川県の防衛大学にあった機体じゃね?

写真1,2 2018年6月~2019年6月までの間に防大から移設されたのだろうか?(2022年6月5日撮影)

 

 ネット上にある過去の防府北基地祭の写真を確認すると、2018年6月3日の航空祭時には41-0309号機がポールの上に据え付けられていたけれど、翌2019年6月2日の航空祭(コロナ前の最後の公開)時には309号機の機体はポールごと無くなっており、代わりに51-0372号機が新たに展示されていたようです。51-0372というS/Nが正しければ1978年7月3日に防衛大学校へと移管され”防大0782”となっていた機体ですね(日付はヒコーキ雲さんによる)。  

 防大においては2017年11月12日の公開時に展示されていることがネット上の写真で確認できましたが、その後の状況は分かりませんでした。年表風にしてみると次のようになりますね;

1978年07月03日 防衛大学校に移管、”防大0782”となる

2017年11月12日 防衛大学校にて一般公開

2018年06月03日 防府北基地公開時に41-0309号機確認、51-0372号機は存在せず

2019年06月02日 防府北基地公開時に51-0372号機確認、41-0309号機は存在せず

※2017年11月中旬から2019年5月末までの約19か月間がアヤシイ!(特に2018年6月以降の約12か月間)

 

 この51-0372号機の左垂直尾翼の下にあるハズの銘板はどうなっているかというとですね・・・確認するのを忘れました・・・。フライトが始まっちゃったんだモン!あとでもう一度撮影しようと思っていたけれど風雨が強くなってきたこともあって、すっかり頭から消えてました。なお側面写真を無理やり拡大したところ、どうも銘板が無くなっているようにも見えますね。来年以降に再訪問したら確認です!

写真3 2018年6月3日の航空祭時まではこの写真のように41-0309号機が台座(ポール)の上に据え付けられていたが、翌年には無くなっており、代わりに51-0372号機が展示されていた。(2010年6月6日撮影)

 

 ちなみにJウイング誌2021年8月号付録「全国保存機・展示機ガイド2021」には機体が更新されていることに気づいていなかったので”41-0309”号機が展示されていることになってます。そして防大には"51-0372"号機があることになっています。今さらですが、お詫びして訂正申し上げます。

 なお発行されてから1年が経ちますが、読者の皆様からのご指摘もありませんでした。

 

 航空自衛隊のT-34Aが引退したのは終了したのは40年前の1982年のこと。機体を展示している施設の敷地内での移動はあるだろうけれど、まさか神奈川県から山口県への機体移動があるとは思わなかったわな。

 

・参考:【山口県】空自 防府北基地 - 用廃機ハンターが行く!

以上