用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【群馬県】陸自 相馬原駐屯地のOH-6D

<編集履歴> 24Mar.2022公開

<場所 Place> 〒370-3594群馬県北群馬郡榛東村大字新井1017-2 相馬原駐屯地

陸上自衛隊:相馬原駐屯地

第12旅団公式ホームページ

<座標 Location> 36.4329N, 138.9695E

<機体 Aircraft>  OH-6D (31280)

<訪問日Visit> 23Mar.2022

<行き方 Access> 

(1) 高崎駅西口から榛東村役場行の群馬バスに乗車して約30分(680円)、「自衛隊前」で下車し徒歩約1分。

(2) JR上越線群馬総社駅から道なりに約6.5km、徒歩約1時間45分(往路)

<解説General> 

(1) 第12旅団司令部などが駐屯する。正面ゲート脇にOH-6Dが機首を北東に向けて置かれている。外周からでも撮影できるが「ご案内できますので、電話もしくはゲートにてご連絡ください」とのこと。このほかに61式戦車74式戦車も脇に展示されている。

(2) 高崎駅を出るバスの運行間隔は平均すると2時間に一本程度で、土日祝日は運休だ。事前に発車時刻をよく確認して利用しよう。JR群馬総社駅から歩けないことは無い距離だが、駅から駐屯地まではゆるい上り坂となる。

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写真1,2 展示機は機首に赤外線照射ライトが付いている。国内に多数のOH-6Dが展示や教育訓練機になっているが、やや珍しいタイプだ。 (2022年3月23日撮影)

 

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写真3 74式戦車(手前)と61式戦車(奥)。 (2022年3月23日撮影)

 

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写真4 縦横それぞれが約2~3m程度、厚さ3cmほどの標的用鉄板に残る約46発分の徹甲弾の弾着跡。(2022年3月23日撮影)

 

【余談】

(1) Jウイング誌2021年8月号別冊「全国保存機・展示機ガイド2021」を作成した際には本機の存在を確認できる情報が無かったので掲載しなかったところ、読者より存在する旨の指摘を受けた案件だ。見ての通り、ちゃんと存在している。

(2) 機体はゲート脇の外周から見ることができる位置に置かれている。外周から撮らせてもらうべく、一応はゲートに声をかけておこうと立ち寄ったところ、「少々お待ちください。今、担当者を呼びますから。」「えっ?!」と、なんだか大事(おおごと)になってしまった(ちょっとドキドキ・・・)。突然の訪問にも関わらず、対応いただいた担当者ほかの皆様に厚く御礼申し上げます。なお上述のとおり、このエリアは簡単に案内できるそうなので、「外周からでなく、お気軽に連絡していただければ」とのことでした。

(3) 別記事で紹介する榛東村しんとうふるさと公園にあるUH-1Bも同時に見て回ると良い(水曜日休園)。徒歩で25分程度かかる。途中にバス終点の榛東村役場があり、その隣には公共温泉「しんとう温泉ふれあい館」がある。しかしバスで行ってふるさと公園と駐屯地のヘリコプターを見て回ると、温泉に入る時間はほとんどない。次のバスまで2時間待つことを覚悟したうえで温泉に浸かろう。

・参考記事:

【群馬県】榛東村しんとうふるさと公園のUH-1B - 用廃機ハンターが行く!

(4) 正門ゲートから350mほど北(村役場方向)に行くと榊原機械株式会社が制作したミニ戦車もどきがアイキャッチャーとして展示されている。話のタネとして見ておこう。

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写真5 おおっ?!と目を引くミニ戦車もどき。しっかりとアイキャッチャーの役目を果たしている。(2022年3月23日撮影)

以上