用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【慶尚南道】チャンウォン(昌原)市、北韓館の展示機

<編集履歴> 12Jul.2019公開、27Feb.2022見直し更新(第4回目、写真追加)

 

<場所 Place>          北韓館前

<座標 Location>      35.2304N, 128.6822E

<訪問日Visit>      02 May.2008 and 03May.2013 

<行き方 Access>

(1) 昌原バスターミナル前から市バス(No.111, 507)を利用して約10分で北韓館前に到着する。市庁を目印にして接近し、市庁前のロータリーから歩いても良い。 

(2) 昌原バスターミナルまでは釜山金海空港あるいは釜山西部バスターミナル(沙上)から45分程度だ。

<解説General> 

(1) 北韓館は北朝鮮の様子を伝えるために全国各地に作られた展示館の一つだ。敷地内に固定翼機3機、ヘリコプター1機、M48戦車や北朝鮮の小型潜水艇、その他火砲などが展示されている。屋外の機体などを見るだけなら365日、24時間いつでも可能。展示館の開館時間は0900-1700、年中無休。

(2)これらの機体は2005年以前から存在していた。2008年以降は全体を青灰色一色に塗られてしまい、資料的価値は低い。

【展示機 Aircrafts】

(1) T-28A (7858 / TA-858)

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写真1 T-28A(2013年5月3日撮影)

 

(2) O-1 (S/N?)

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写真2 O-1(2013年5月3日撮影)

 

(3) U-6 (S/N?)

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写真3 U-6(2013年5月3日撮影)

 

(4) OH-23G (S/N?)

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写真4 OH-23G(2013年5月3日撮影)

 

【その他】

(1) 小型潜水艇北朝鮮製) 1990年代半ば頃までソウルの新羅ホテル脇に存在した反共会館に展示されていたものと思われる。韓国内には(私の知る限りでは)一隻しか存在しておらず、貴重な展示物だ。これを見に行くことが当地を訪問する最大の目的と言っても過言ではないだろう。

参考URL:

【ソウル】反共会館(現ジェイグリーンハウス)の展示機(撤去済、記録) - 用廃機ハンターが行く!

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写真5 北韓館にある北朝鮮の小型潜水艇。(2013年5月3日撮影)

 

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写真6 かつてソウルの反共会館に展示されていた頃の小型潜水艇。艦首の潜舵の形状が現在とは異なっている。(1989年5月1日もしくは1993年5月2日に撮影)

 

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写真7 M48戦車や火砲なども展示されている。(2013年5月3日撮影)

 

【余談】

 チャンウォン市の文星大学にはF-4Dが展示されている。ついでに足を伸ばしてみよう。

【慶尚南道】チャンウォン(昌原)市、昌原文星大学・高等学校のF-4D - 用廃機ハンターが行く!

 

以上