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【短報】入札情報:岐阜基地のF-4解体(その2)

<編集履歴> 18Nov.2021公開、28Dec.2022見直し更新(第7回目、新たな入札公告あり)

 

岐阜基地の調達情報を見ると、2機のF-4を解体するための公告が出ています。

公示日:11月15日、入札日:12月15日、引渡期限:2月28日、履行期限:3月31日

・・・ということなので、2022年早々(恐らく1月下旬から2月上旬ごろ)に解体されてしまうというコトですね。

仕様書を読むと、現在南側に置いてある#318と#327の2機を12月末までに解体した後、北側に置いてある2機(#336と#393)を移動させて同じ場所で解体するようです。

 

公告:

https://www.mod.go.jp/asdf/gifu/acd/koukoku/G110koukoku031215.pdf

仕様書:

https://www.mod.go.jp/asdf/gifu/acd/koukoku/G110shiyousho.pdf

 

【追記】

7月3日にTwitterに投稿された写真には、これまで同様に基地北側に2機が置かれている状況が写っていました。なお岐阜基地調達情報より本件の契約金額は1,581,800円でした。また岐阜基地公式Twitterによりますと6月28日には#393の番号が描かれたファントムのコクピット部分が岐阜地方協力本部に搬入されたみたいです。地方協力本部からの”設置完了・展示開始”の正式発表は7月5日朝の時点ではまだありません。岐阜基地公式Twitterの写真を見る限りでは光学照準器やコクピット前面計器盤、左側計器盤、操縦桿と射出座席まではホンモノのようですが、これらを架台に設置し、新たに作成した外板を張り付けたもののように思われます。

 

【追記2】

2022年11月6日時点で336号機と393号機は基地北側、KHI脇に置かれている写真がTwitterに投稿されていました。岐阜基地公式Twitterによると336号機も393号機同様に模擬コクピットを作るために8~9月頃にコクピット部品を抜かれたようです。

 

【追記3】

2022年12月3日には336号機が基地南側の解体場所に運ばれたようです。

 

【追記4】

2022年12月23日付でファントム2機(および機関砲2門)の新たな処分公告が出されました。2023年1月23日入札で、履行期限は3月10日となっています。

・公告

https://www.mod.go.jp/asdf/gifu/acd/G-121koukoku_041223.pdf

・仕様書

https://www.mod.go.jp/asdf/gifu/acd/G-121shiyousho_041223.pdf

以上