用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【北海道】札幌市青少年科学館のベル47Gほか

<編集履歴> 03Nov.2021公開、08Mar.2024見直し更新(第2回目、2022年夏から2023年度末にかけて大規模リニュアル実施。航空機関連展示は全て撤去された模様)

【注意!】

 本科学館は2022年8月ごろから2024年3月31日までは、大規模リニューアル工事のため閉館している(4月1日リニューアルオープンの予定)。イメージ図を見ると、どうやらこのリニューアルに際して航空機関連の展示は全て無くなっているようだ。2024年3月8日時点ではリニューアル後の展示内容に関する情報は無いけれど、機体目当てに現地を訪問される場合には、各自で事前に現地に問い合わせをしてください。

 新たな情報(撤去情報など)が入りましたら、本記事を更新する予定です。(2024年3月6日記)

 

【以下の情報は大規模リニューアル工事前のものです。記録として残します。】

<場所 Place> 〒004-0051 札幌市厚別区厚別中央1条5-2-20 札幌市青少年科学館

札幌市青少年科学館

<座標 Location>  43.0361N, 141.4723E 

<訪問日Visit>  27Oct.2021 

<行き方 Access> 

(1) JR千歳線新札幌駅の南側へ約300m、徒歩4分程度。

(2) 札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅より350m程度、徒歩5分程度。

<解説General>

(1) 札幌市の子供向け科学博物館で館内にベル47G3ヘリコプターとDC-6Bの機首部(CPT)が展示されている。開館時間は5-9月は0900-1700、10-4月は0930-1630。休館日は毎週月曜日、月末火曜日、祝日の翌日、特別展最終日の翌日および年末年始(12/27-1/4)。入場料700円。その他はHPにて確認のこと。

(2) 10分もあれば写真を撮れるような案件だが、平日であっても子供の遠足と重なるとマニア好みの人気のない写真を撮ることができない。私が訪問した際には遠足と重なり、なんとか撮影できるまで50分待った。開館直後か閉館直前に訪問することをお薦めする。なお季節により開館時間が異なることと、意外に休館日が多いので訪問前には必ずHPで開館していることを確認してから出かけよう。

(3) 本館は1981年10月に開館したとのことだが、2015年春にリニューアルオープンしている。この際に3階展示場に新幹線先頭車両の実物大模型が設置されたため、従来の展示物のレイアウトが変わり、またフライトシミュレーターや航空機模型の展示などは撤去されている。ヒコーキ雲さんには2008年撮影の写真があるので訪問したら当時の様子と比べてみよう。

 

<展示機Aircraft>

(1) ベル47G3B-KH4 (JA7375)  元北海道警察の機体。キャビン部後方でテール部分が切断されている。切断されたテール部はキャビン部の上に吊り下げられて展示されている。

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写真1 元北海道警察のベル47G3B、「ぎんれい」号。(2021年10月27日撮影)

 

(2) DC-6Bの操縦手順訓練機(Cockpit Procedure Trainer, CPT)日本航空使用されていたものらしい。1981年10月に開館した当時から展示されているが、その経緯は不明とヒコーキ雲さんには投稿されている。

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写真2 DC-6BのCPT。(2021年10月27日撮影)

 

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写真3 DC-6BのCPT、操縦席部分。(2021年10月27日撮影)

 

【余談】

 軍用機主体のこのBlogでは”異色の場所"の紹介だ。実際には札幌に行った際に本館、真駒内駐屯地のUH-1H、丘珠空港脇のUH-1Hを一日で巡るツアーを企画して訪問している。札幌市営地下鉄の一日乗車券は平日と土日休日で販売価格が異なっているが、これを上手く利用すると交通費が安くなるケースもあるので検討してみよう。

以上