<編集履歴> 30Oct.2021公開、17Oct.2022見直し更新(第2回目、V107Aへと機種表記変更)
<場所 Place> 〒007-8503 北海道札幌市東区丘珠町161
<訪問日Visit> 27Oct.2021, 24Jul.2022ほか
<行き方 Access>
(1) 札幌地下鉄東豊線栄町駅より駐屯地正門まで0.85km、つどーむ裏手のUH-1Hの脇まで約1.3km、丘珠空港送迎デッキまで約1.5km。徒歩約10~17分程度。
<解説General>
(1) 札幌市内の札幌飛行場は防衛省管理の軍民共用飛行場で陸上自衛隊が駐留している。民間空港の通称は丘珠空港で、北海道警察ヘリや民間報道ヘリなどか利用している。丘珠駐屯地の正門奥にはV-107Aがあり、隣接するスポーツ複合施設”つどーむ”の裏手辺りには訓練用と思われるUH-1Hが置かれている。また基地内には北部方面航空野整備隊の有する訓練教材用のOH-6Dがあり、一般公開イベント時に展示される可能性が高い。
(2) 丘珠駐屯地では例年5月から10月ごろにかけて一般校公開を行っている。また2~5年に一度程度の頻度で航空ページェントが開催されており、この時がV-107Aを撮影できる機会となる。UH-1Hが置かれているあたりは一般公開エリアからは離れているので、機体はフェンス越しに撮影するのみとなる。
<機体と座標Aircrafts and Location>
(1) V-107A(51703 / KV-107II-4, 43.1134N / 141.3781E)
正門奥に機首を南西に向けて展示してある。駐屯地公開時には敷地に入って真っ先に目に入る展示物のために近寄って記念撮影したり、機体を撫でまわす方が多く、人を入れずに撮影するのは困難だ。また機体右側面は建物に近いため、フルサイズ24mm程度だと「真横」が入らないため、若干前後に移動した位置からの撮影となる。何てことは無い機体だが、キレイな写真を撮影してコレクションに加えるのは極めて困難な機体の一つだ。
写真1,2 駐屯地の正門奥、資料館の脇に置かれているV-107A。機体右側中央部のバブルウインドウは破損して無くなっている。(2022年7月24日撮影)
(2) UH-1H (41727, 43.1189N / 141.3761E)
北海道で一番最後まで運用されていた機体がつどーむ裏手のタキシ―ウエイ脇に機首を北西に向けて置かれている。フェンス際から金網と植樹越しに標準ズームレンズ程度で撮影することができる。また滑走路の反対側から500mm程度のレンズで撮影できる。
写真3 つどーむ裏手にあるUH-1H。金網越し、かつ植樹越しだが標準ズームレンズがあれば撮影できる。おおむね午前10時頃から順光だ。駐屯地公開日には手前側に関係者の通勤用車両が置かれてしまうので、機体はほとんど見ることができなくなる。(2021年10月27日15時過ぎに撮影)
(3) OH-6D (31294) 北部方面航空野整備隊(NAAFM)が訓練教材として使用している用廃機。今後も一般公開イベントの際に展示される可能性が高い。
写真4 丘珠駐屯地公開イベントで展示されたAFMのOH-6D。(2022年7月24日撮影)
【空港での機体撮影例】
写真5 つどーむ裏手の公園部分には盛り土をした丘のような部分があり、ここからアングルは限定されるが脚立無しでも銀塩200~300mm程度で植樹をなんとかクリアしてタキシングする機体を撮影することができる。(2021年10月29日撮影)
写真6 つどーむの裏手辺りから着陸するヘリコプターをフルサイズ300mm程度で撮影すると、高度はやや高く見上げるような感じとなる。
写真7 県警ヘリ格納庫前から金網越しに300mm程度で格納庫前の機体を撮影した例。真横を向いた時には200mm程度で撮影できる。
民間機定期便は少ないが積雪時でも訪問・撮影ができるためフォトジェニックな作品に比較的容易に挑むことができる空港だと思っている。
以上