用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【東京都】東京消防庁本部庁舎のアルエットIII

<編集履歴> 01Oct.2021公開、24Apr.2022 見直し更新(第2回目、土日祝日は見学不可の可能性ありと追記)

<場所 Place> 〒100-8119 東京都千代田区大手町1-3-5 東京消防庁本部庁舎

東京消防庁<東京消防庁本部庁舎 案内図>

<座標 Location> 35.6887N, 139.7614E

<機体 Aircraft>  Sud SA316B、アルエットIII (JA9121、No.2000、みずたま)

<訪問日Visit>   10Dec.2020

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写真1 東京消防庁本部庁舎の入口脇にあるアルエットIII。フルサイズ35mm程度のレンズで撮影できる。入口なので目の前を横切る人は多い。人を入れずに撮るにはかなりの時間、待つこともあるだろう。(2020年12月10日撮影)

 

<行き方 Access> 

(1) 東京メトロ東西線竹橋駅4番出入口より約90m、徒歩1分。

(2) 東京メトロ大手町駅C2b出入口より約280m、徒歩約4分。

<解説General> 

(1) 東京消防庁の本部庁舎の入口(ビル内部)に用廃となったアルエットIII(JA9121、みずたま)が展示されている。事務部門の受付エリアのため、土日祝日は閉鎖されてて見学不可となる可能性がある。少なくとも日曜日には入れない(急用の場合には夜間窓口利用)との情報が読者から寄せられているので「平日0800-1800、土日祝日は見学不可」としておく。真面目に訪問を考える方は事前に直接、現地にお問い合わせください。(その結果をお教えいただけるとありがたいです)

(2) 機体脇に「庁舎内は撮影禁止」の立て看板があるが、この機体の撮影は可能。受付や周囲の警備担当者に一言声をかけてから撮影しよう。機体右側をフルサイズ35mm程度で撮影できるが、配置の都合上、テールブーム付近はエントランスドアの陰になる。機体正面には衝立板があるため、正面系の撮影は事実上不可能。衝立の隙間や機首の左右斜め前から超広角レンズでなんとか記録写真程度を撮影することができる。機体左側はビルのガラスとなり、立入ることは出来ない。外部から色のついたガラス越しに機体後半部を撮影することは出来るが、本当に記録程度の写真しか得られない。GoogleMapのStreetViewで状況が判るので訪問前に確認しておくと良い。

(3) 愛称の「みずたま」は何故か消されていた。

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写真2 機体正面に設けられた衝立板の脇からフルサイズ16mm程度で撮影。機体左側に行くことはできない。(2020年12月10日撮影)

 

【余談】

 本部庁舎近くには警察博物館靖国神社消防博物館がある。一度に巡ると「用廃機ハンティング」の効率が良い。

 

【余談その2】

1981年ごろ、東京・晴海ふ頭で行われた東京消防庁出初式に参加するヘリは近くのグランドに駐機したり、離着陸して資材や人員の積み下ろしを行っていた。これを友人とともに撮影に行った時のこと。機体右側に描かれた愛称は機首側から機尾側にむけて書かれており、「またずみ」と読めたため「へぇ~、この機体の愛称は”またずみ”っていうんだ!!」と声に出して言ってしまった。同行した友人は絵が上手く、この話を4コマ漫画にして同人誌で広めてくださいました。そしてこれ以降、私には「Uni君」のほかに「またずみ(君)」というあだ名がついたのでした。1980年台前半の月刊誌「航空ジャーナル」(現在では廃刊)の読者投稿欄に何度か「またずみ」のペンネームで投稿してますので、古本屋で見つけたら笑ってやってください。あ、もう40年前の話かぁ!

以上