<編集履歴> 24Sep.2021公開、24Dec.2021見直し更新(第1回目、アルエットIIIとEagle-UAV展示)
クアラルンプールにあった空軍博物館は2016年に閉鎖されたが、2021年になってから移転に関する話に進捗がある。まず博物館の組織自体は2021年1月に旧博物館のあったSungai Besiから移転先となるクアラルンプール国際空港の南東約20kmにあるSendayan空軍士官学校の敷地内に移された。そして2021年9月21日に旧空軍博物館のあったSungai Besiより最初の2機となるアルエットIIIとEagle(UAV)が搬出され、12月には敷地内に展示されたという。情報源は公式Facebookだ。"RMAF Museum"で検索してほしい。
また空軍士官学校の正門脇にF-5Eが一機展示されている。"TUDM"プラス "Sendayan"でググると機体の画像が得られると思う(2.6864N, 101.8591E)。
※Sendayanの士官学校はクアラルンプールから快速列車で1時間ほどのSeremban駅と陸軍博物館のあるPortDicksonの街との中間部に建設中の新興開発地域METROPARKの中央付近にある。Seremban駅からバスで行けそうだが、街自体が開発中のため詳細はよく判らない。Seremban駅脇のバスターミナルで聞けば、おそらくはPortDickson行きのバスなどが1時間に2本以上の頻度で出ているハズだ。バスの乗車時間は20-30分程度だろう。
写真1 Sungai Besiの旧博物館に展示されていたアルエットIII。この機体がSendayanに展示されたようだ。(2012年10月7日撮影)
写真2 こちらは旧博物館の格納庫内に展示されていた民間機Eagleを無人機化した偵察機。Sendayan展示の際に前右翼のフラップ(エルロン?)の支持機構が壊されたようで、写真を見ると垂れ下がっていた。(2014年6月21日撮影)
参考:旧博物館について;
【KL】空軍博物館(閉鎖済、記録) - 用廃機ハンターが行く!
以上