用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【福岡県】空自 築城基地の展示機

<編集履歴> 29Apr.2021公開、24May.2022見直し更新(第5回目、展示機移転について見直し追記)

<場所 Place> 〒829-0151 福岡県築上郡築上町西八田

航空自衛隊「築城基地」Official Website

<座標 Location>  33.6760N, 131.0383E 

<訪問日Visit>  29Nov.2009, 14Nov.2010, 02Oct.2011, 08Dec.2019ほか 

<行き方 Access> 

(1) JR日豊本線 築城駅から正門まで約800m、徒歩約10分。朝夕は30分に1本、日中は1時間に1本程度の普通列車がある。

<解説General>

(1) 第8航空団F-2の基地。例年10月後半頃から12月初旬ごろに航空祭が行われるので、その時が展示機撮影のチャンスだ。(コロナの影響により2020年度および2021年度は中止、2022年度は開催未定)

(2) 展示機は基地正門奥約130mのところに主に機首を北西に向けて設置してあったが、F-4EJ(07-8429)の展示準備を兼ねた展示場の再整備のため、2022年3月中旬ごろに5機全てが滑走路反対側に移動された(3月24日には全機移転済)。恐らくは令和4年度(2022年度)予算で展示場再整備が行われるものと思われる。

【展示機 Displayed Aircrafts】

※上述の通り、以下の機体は2022年3月中旬ごろに全てが滑走路反対側に移動されているため、2022年5月時点では見学時に見ることのできる機体は存在しない。2022年度中に展示場所の整備が行われ、新たな場所(展示位置)で展示されることになるだろうと予想している。

1. F-1(70-8277) 先代 90-8232号機と交換されて2007年ごろから展示されているF-1の最終号機。なおF-1の最終フライトは築城基地第6飛行隊所属の6機(238, 268, 270, 274, 275, 277)によって2006年3月9日に行われた。

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写真1 F-1の最終号機が展示されている。(2019年12月8日撮影)

 

2. F-86D (84-8115)

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写真2 F-86D。(2019年12月8日撮影)

 

3. F-86F (92-7938) 垂直尾翼左側には第6飛行隊、右側には第10飛行隊のマークを記載している。

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写真3 左右でマークが異なるF-86F。(2019年12月8日撮影)

 

4. F-104J (36-8546) 機銃口は塞がれている。

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写真4 元は那覇基地第207飛行隊所属のF-104J。(2019年12月8日撮影)

 

5. T-33A (51-5627) 2019年公開時には垂直尾翼左側には第6飛行隊、右側には第304飛行隊のマークを記していたが、今後の塗替え作業後には第304飛行隊のマークは第8飛行隊マークに変えられるかもしれない。

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写真5 こちらも左右でマークが異なるT-33A。(2019年12月8日撮影)

 

6. F-86F (92-7922)  この機体は1970年代後半には各地で展示されたのち、1982年には築城基地にて迷彩塗装を施して屋外展示となっていた。1986年には通常の塗装に戻された姿が確認されている。2004年11月には広報館内に機首部分のみが置かれて公開されている。この時には銀地ではなくライトグレーに塗られていた。私自身はまだ見たことがない。

 

7. F-4EJ (07-8429)  2021年3月15日に岐阜基地から展示用に飛来して用廃となった機体。展示される旨は公式Twitterにて発信されているが2022年3月中旬の広報展示機移動作業の前にはまだ格納中であり、築城基地に飛来してからは一般公開されたことはない。

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写真6 用廃となった後の機体はまだ一般公開されていないので現役時代の写真を張り付けておく。(2021年3月9日岐阜基地にて撮影)

 

【展示後撤去された機体】

(1) F-1 (90-8232)  第6飛行隊創立40周年記念のスペシャルマーキングを施して展示されていた機体。この塗装は"00-8240"号機と同じパターンを常設展示機である本機に対して施したものであって、本機がこの記念塗装を施して飛んだことはない。本機は通常塗装に戻されたうえで陸上自衛隊大津駐屯地に移設され、現在も展示されている。正確な撤去・移設日は不明だがGE-Proにて大津駐屯地の様子を見ると2007年2月1日取得画像では機影が確認できないが、2007年5月20日の大津駐屯地公開日には存在していたことがヒコーキ雲さんの掲載写真から分かる。年度末に移設や設置工事を行うことが多いので、2006年度末(すなわち2007年3月)に移設したものと考えている。

(2) F-86F (82-7831) 1980年6月16日に用廃となった(ヒコーキ雲さんの記事による)本機は迷彩塗装が施され、1980年11月の公開時に確認されている。しかし上述の通り1982年には92-7922が迷彩塗装で存在していたので2年程度で交換されたようだ。

 

【その他】

(1) 基地内には2008年9月11日に山口県萩沖に墜落(操縦者生還)したF-15垂直尾翼が展示されている。最後まで飛んでくれた機体と関係者の活動を称えるものだ。基地公開時には台座に腰かけて休憩する観客が多いので朝一番に撮影するとよい。

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写真7 墜落したF-15Jの垂直尾翼を用いたモニュメント。(2009年11月29日撮影)

 

(2) 2020年6月25日、雨の中を百里基地第301飛行隊所属のF-4EJ改87-8415号機が飛来して用廃となった。本機は2021年6月27日午前1時半ごろから3時半ごろにかけて基地から公道を通りメタセの杜物産館に移送され、展示機となった。メタセの杜物産館の展示機情報は別記事を参照してほしい。

・参考記事:【福岡県】「メタセの杜」物産館の展示機 - 用廃機ハンターが行く!

以上