用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【東京都】東京都立産業技術高等専門学校(荒川キャンパス)科学技術展示館

<場所 Place> 〒116-8523 東京都荒川区南千住8-17-1

東京都立産業技術高等専門学校(荒川キャンパス)科学技術展示館

科学技術展示館について(荒川キャンパス) | 東京都立産業技術高等専門学校

<座標Location> 35.7345N, 139.8088E

<訪問日Visit>  25Mar.2016および15Apr.2021

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写真1 科学技術展示館内の様子。機体を格納して観客の目から遠ざけて機体間隔を広げた浜松広報館のやり方と較べてみよう。(2016年3月25日撮影)

 

<行き方 Access> 

(1) JR常磐線東京メトロ日比谷線つくばエクスプレス南千住駅から道なりに約1.1km、徒歩14分

(2) 東武伊勢崎線東武スカイツリーライン)の鐘ヶ淵駅から徒歩約18分。

(3) 東武伊勢崎線東武スカイツリーライン)の牛田駅から徒歩約20分。

(4) 京成電鉄京成関屋駅から徒歩約20分。

 <解説General>

(1) 「科学技術展示館」と銘打っていても一部は整備実習施設だ。展示機はもともと都立航空工業高等専門学校の実習機群で、そのコレクションは「F.A.M.E.ギャラリー」(F.A.M.E.=Fascination of Aeronautical, Mechanical and Electronic engineering)として世界中のそのスジのマニアには有名。年間8~10回程度の一般公開日を設けている。この時の公開時間は概ね1000~1500で入場料は無料。

(2) 公開日はヘリコプターの日、世界電気通信の日、電波の日、空の日、鉄道の日、鉄の日、ライト兄弟初飛行の日、電気記念日および学園祭当日となることが多いが、曜日の都合などで前後にズレることもある。例年4月15日「ヘリコプターの日」前に発表される当該年度の公開予定をHPで確認すること。

(3) 保有する5機とエンジン一基は2009年(平成21年)5月18日に財団法人日本航空協会の「重要航空遺産」として認定された。

(4) 狭い施設内に機体がギッシリ詰め込まれているので、「キレイな側面形」などはまず撮れない。超広角~広角レンズを持参しよう。

(5) 構内にはほかにも整備実習施設があると伝え聞く。「科学技術展示館」から姿を消した「比較的最近まで使われていた機体」はこちらで現在も整備実習機として使用されている可能性がある。保有機全機を調べたいという方は、こちらの方まで頑張って調べよう。なお私自身はそこまでの調査を行うつもりが無く、リサーチャー各氏のレポートが公表されるまでは待つつもりだ。 

【展示機】 

(1) 東洋航空TT-10練習機 JA3026、重要航空遺産

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写真2 重要航空遺産に認定された東洋航空TT-10練習機。(2016年3月25日撮影)

 

(2) 東洋航空フレッチャーFD-25A軽攻撃/練習機 JA3050、重要航空遺産

(3) 東洋航空フレッチャーFD-25B軽攻撃機 JA3092、重要航空遺産

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写真3 重要航空遺産に認定された東洋航空フレッチャーFD-25B軽攻撃機。(2016年3月25日撮影)

  

(4) Auster J/5G Cirrus Autocar JA3029、2021年4月度には主翼を外して展示

(5) Chrislea C.H.3 Super Ace Series 2 JA3062

(6) 富士FA-200-180 JA3622

(7) ビーチクラフト58 JA5304 C/N. TH-1610 2019年より実習機材として使用

(8) パイパー PA-22-135 Tripacer JA3036

(9) Stolop SA.300 Starduster Too 

(10) F-86D S/N: 84-8117

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写真4 スターダスタートゥー(手前左)とF-86D。(2016年3月25日撮影)

 

(11) 読売Y-1ヘリコプター JA7009)、重要航空遺産

(12) 自由航空研究所JHX-3ヘリコプター、重要航空遺産

(13) 富士ベル204B JA9023

(14) 川崎ベル47G-2 JA7021 

(15) Sikorsky R-6A (VS-316B) JA7001

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写真5 シコルスキーR-6。後ろに見えるのはベル47Gではなく重要航空遺産の読売Y-1。右端の骨組みだけの機体はこれまた重要航空遺産に認定されているJHX-3だ。(2016年3月25日撮影)

  

<その他>

瓦斯電「神風」エンジン(立飛R-52練習機搭載)、重要航空遺産

 

<過去に科学技術展示館内にあり、2021年4月訪問時確認できなかった機体>

(1) 日飛ピラタスB4-PC11AF JA2275 C/N. 1002

(2) PZL-ビエルスコSZD-48 JA2247 C/N. W-885 機首に”jantar standard 2”と記載

(3) セスナ170P JA3970 C/N.17276491

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写真6 20121年4月訪問時には姿を消していたセスナ170P (JA3970)とPZL-ビエルスコSZD-48 (JA2247)。(2016年3月25日撮影)

 

【余談】

(1) 2021年4月の訪問時に配布されていたパンフレットは「東京都立航空工業高等専門学校」のものだった。印刷記号から恐らくは2004年3月に印刷されたものだろう。展示内容がほとんど変わっていないし、訪問時の観客数は2時間で5名ほどだったので、この先も当面は同じパンフレットが配布されるものと予想する。学校に対して「パンフレットを更新しろよ」とは「絶対に言わない」けれど、文化継承事業には予算を付けてやって欲しいと文部科学省には一言言っておきたいと思う。

(2) 上述したように狭いスペースに多くの機体が押し込まれているので仕方がないといえばそれまでなのだが、旧型ヘリコプター群の近くには行くことができない。浜松広報官のように展示機体を減らしてスペースを設けることは”絶対にやって欲しくはない”が、幅30㎝程度の通路で良いから、これらヘリコプター群の近くまで行ける「通路」を設定してもらえないだろうかねぇ?と思う。時間を定めて「ガイド付き見学」の設定として近づけるようにしても良いのだが・・・。もっとも見学者数を考えると、そこまでして見たいなら事前に連絡しておいて公開日に近くで見せてもらうか、公開日以外の見学を申請した方がベターという気もするね。あえて学校側に伝えるような内容ではナイか・・・(自己納得)。

 

以上

編集履歴

13Apr.2021 公開

19Apr.2021 見直し更新(第2回目、記載内容一部追加・更新)