用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【雑談】用廃ファントム一機、おいくら万円?

百里基地の裏手に転がるファントムの用廃機。

一機くらい欲しいな~と思うアナタにお値段情報をお教えします。

なんと最低で82,500円/機だ!

 添付資料によると「解体作業」と「金属くずとしての売払価格」ワンセットで82,500~385,000円/機で落札されていたのだな。解体だけだと507,000円/機なので、差額をとれば機体の金属くずとしての実質的な価値は12~40万円程度というところか。一眼レフカメラと500mm程度の望遠レンズを購入することを考えたら一機買えるぞ!(笑)

 まぁ細かい条件などがあるので、ある程度の差が生じるのだけれど、「それでも差が開きすぎるのは良くないので、何かよい方法を考えろよ!」というのが資料の要約だ。74式戦車も一両60~160万円程度で取引されるなどの「面白い(興味深い)」数値がいくつかあるので詳細は各自で読んでくださいな。

【資料】財務省 令和2年度予算執行調査資料より総括調査票(令和2年10月公表分、No.37 防衛省「防衛装備品の処分」より;

https://www.mof.go.jp/budget/topics/budget_execution_audit/fy2020/sy0210/37.pdf

※参考:財務省では毎年「各省ではキチンと予算を使っているか?」というチェックを行っている。これを「予算執行調査」という。その結果のうち防衛省の調査結果を見ると、時たまマニアにとって「面白い(興味深い)」数値が公表されることがある。年に一度くらいは結果を眺めるようにしておくと「ためになる」ゾ。もっとも、どんな「ためになる」かは良く判らないけれど・・・(笑)。

f:id:Unikun:20210310171640j:plain

写真1 百里基地の裏手に並ぶ用廃機群。(2013年9月8日百里基地航空祭時に撮影)

 

 さて、この資料には用廃機ハンターにとって見過ごせない情報がもう一つ書かれている。2/3ページの右下の「(3)F-4戦闘機」の中にある「処分地 小牧」にて処分された3機の事案だ。契約日は令和元年(2019年)11月7日。たしか2019年12月頃のTwitter投稿に「小牧基地で朝は3機のF-4が並んでいたけれど昼過ぎには壊されて無くなった」という投稿があったハズだ。またJW誌2019年3月号p.79には「2018年8月頃、屋外に引き出されて12月16日に撮影された」57-8361号機の写真が掲載されているが、恐らく本件3機のうちの1機だろう。

 もともとF-4EJを改良してF-4EJ改にした際に、改造しなかった機体を小牧基地に保管していたのですが、「会計検査院から使う予定が無いなら管理費が無駄だ、捨てろ!といわれて」(←カッコ内は私の創作に近いハナシです。念のため。)、10年近く前に処分してスッキリしていたと思っていたのですが、3機も残っていたのですね。「正当な理由による適切な管理がなされていた」機体なのかしらん?情報公開請求すると黒塗り文書しか入手できないような気がしますね。どこぞの野党の議員の方に話を持って行った方が突っ込んでもらえるでしょうかね。それ以前に誰かがつぶやいてくださると手間が省けてウレシイのだけどな・・・。(しばらく期待して待ってます♪)

 

以上

編集履歴

10Mar.2021 公開