台湾空軍ではアメリカからの供与を受け、1958年から1984年9月5日に第4中隊の機体が退役するまで単座型のF-100Aを合計119機(0101~0180、0201~0235および0301~0304)、複座型のF-100Fを14機(0001~0014)、そして偵察機RF-100Aを4機(5645~5648)を使用していた。現在も台湾内に残る機体は単座のF-100Aが10機、複座のF-100Fが3機の合計13機だ。RF-100Aは現存していない。
写真1 空軍軍史館前の軍機展示場に置かれた複座型のF-100F。(2017年11月26日撮影)
<展示機>
*印をつけた機体は108年度三軍陳展装備列表に記載されている。
1) F-100A 0105 / 53-1540 高雄の中正國防預備幹部學校
2) F-100A 0113 / 53-1610* 台南の國立成功大學(帰仁校)、0233 / 31612と記載
3) F-100A 0141 / 53-1655 新竹基地、かつては「0255 / 31655」もしくは「0255 / 31604」と記載されていたこともあるが、「0113/ 53-1655」が正しい。
4) F-100A 0207 / 53-1550 旧桃園大園基地内、旧航空科学館展示機
5) F-100A 0211 / 53-1561 航空教育参考館
6) F-100A 0214 / 53-1571* 台北の淡江大學
7) F-100A 0218 / 53-1589 台中の成功嶺、元は台北の台湾大学展示機
8) F-100A 0234 / 53-1642* 台中市中興大學
9) F-100A 0235 / 53-1570 嘉義基地、0101 / 53-1570と記載
10) F-100A 0302 / 53-1581 国防大学理工学院
11) F-100F 0001 / 56-3968 空軍軍史館軍機展示場
12) F-100F 0005 / 56-3987 嘉義基地
13) F-100F 0009 / 58-6980* 溪湖鎮軍機公園、0011 / 31566と記載
写真2 新竹基地内に展示されているF-100A。0225/31604と記載されているが正しい機番は0141 / 53-1655だ。(2006年8月5日撮影)
以上
【編集履歴】
09Feb.2021 公開
11Feb.2021 見直し更新(第2回目、見直し実施)