用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【東京発二泊三日】鳥取空港脇に転がるYS-11の胴体を見に行こう!

【ツアーの概要】

 鳥取空港脇に転がる東亜国内航空YS-11(JA8662)の中胴部分を見に行くためのツアーです。基本コースではついでに航空自衛隊美保基地の南西部にあるYS-11とC-1も眺めてきます。

 

【催行日】

 JR各社が発売する「青春18きっぷ」利用期間。なおいつ廃棄処分されてもおかしくない状況なので、お早めに訪問されることをお薦めします。

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写真1 道路わきに転がるJA8662「なると」の胴体部分。(大路 聡 様撮影)


【費用】

(1) 交通費はJR各社が春、夏、冬の学生の長期休暇に合わせて発売する「青春18きっぷ(5回分12,050円)」を利用するなら3回分使用(7,230円相当)。この場合は新幹線や特急は利用不可。別途、智頭急行智頭線の利用料金1200円(一日フリー切符代)が必要です。

(2) JR各社が秋に発売する3日間連続で使える「秋の乗り放題パス」を利用するなら7,850円。発売は9/12-10/23、利用は10/3-25(2020年の情報です)。新幹線や特急は利用不可。こちらも別途智頭急行智頭線の利用料金として1200円(一日フリー切符代)が必要です。

(3) 東京から鳥取までと米子から東京までの経路を夜行バスで移動することも可能。片道あたり所要10~12時間程度で7,000~12,000円程度。

(4) 上記交通費のほかに鳥取一泊、米子一泊の宿泊代および3日間の食費その他が必要となります。旅費を合計すると最低でも2万円程度ですね。

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写真2 JA8662「なると」の機首部は神奈川の東急「電車とバスの博物館」に展示されている。(2015年1月25日撮影)

 
【基本行程】(2021年3月ダイヤ改正対応)
<第1日目>
東京駅発0759の普通列車に乗ると智頭急行智頭線を経由し、乗換えを合計8回行ったのち、2156に鳥取駅に到着する。鳥取駅周辺のホテル泊

 

<第2日目>

(注:平日と休日で利用可能な列車の時間が異なるが、ここは平日ダイヤを元に記載する)

鳥取0804-0816末恒ー約1.7km、徒歩25分ーYS-11胴体(35.5276N, 134.1496E)見学15分ー約1.7km、徒歩25分ー0930ごろ末恒1039-1203米子1332-1300大篠津町ー約1km、徒歩15分ーYS-11/C-1展示場所見学15分、以後美保基地スポッティングもしくは境港・米子観光後、米子市内のホテル泊。冬季はカニ食べ放題!(ただしアナタのお財布次第)

大篠津町駅周辺にコンビニはありませんので、米子駅にて昼食としてください。

 

<第3日目>

米子0608の列車で岡山経由、乗換え9回を繰り返して2144東京着、解散。 

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写真3 タイミングが合えばC-2の離着陸を見ることができる。(2017年5月28日撮影)


【注意事項など】
1. 別記事に記した注意事項をご確認ください。

 

2. YS-11(JA8662, なると)は1988年1月10日に米子空港にてオバーランして中海に突っ込み廃棄された機体です。その機首部分は東急の「電車とバスの博物館」にありますが、中胴部分のみはなぜか鳥取空港脇にあります。かつては漁具販売業者の事務室として利用されていたようですが、現在では「放置されたスクラップ」状態の様子です。主翼や尾翼部分はありません。中胴部の円筒形部分だけです(ここ重要!)。胴体はほぼ南北を向いて置かれており、その東側を撮影することができます。よって午前中に現地を訪問する旅程としました。

 

3. 冬季は機体が雪を被っている可能性もあるし、駅から現地までは歩く必要があるので、行くなら夏の青春18きっぷ利用期間がおすすめです。ただし旅費を節約して米子でカニを食べようという方には冬季の青春18きっぷ利用期間の訪問をおすすめします。

 

4. 東京から現地への往復は本Blogでは「当たり前」となった体力勝負の強行軍。毎度ながら乗換え時間は少ないのでトイレは車両備付けのものを利用することを基本とし、食事は事前購入の菓子パンやおにぎりで対応することが前提の旅程となっています。皆様の体力やお財布の中身と相談のうえで適宜アップグレードしてください。「行こうと思えば二泊三日、約2万円で行ける!」という最低クラスの旅行のご提案ですから。

 

5. 青春18きっぷを使って上述の行程で鳥取に向かう場合、途中で智頭急行智頭線を経由します。ここはJRではないために別途料金が必要になります。片道1320円ほどですが、一日券を購入すると1200円で済むという裏技がありますので、こちらをご利用ください(キセル乗車は絶対にダメよ! )。ちなみに東京駅を1時間ほど前に出発できる場合には智頭線を利用せずに(JRだけで)鳥取に行くことができます。ご検討ください。

 

6. 第二日目は美保基地スポッティングが可能ですが、例年12月15日ごろから1月6日ごろまでの間には飛行訓練はありません。ご注意ください。ついでに冬季の日本海側の天気は晴れたり曇ったり雪が降ったりを短時間で繰り返すのが普通です。なお2021年4月以降にはYS-11/C-1の脇にF-4EJ改ファントム戦闘機も並ぶ予定です。

 

7. 米子空港の近くにある陸上自衛隊米子駐屯地にある展示機や展示車両は晴れていると逆光ですが、道路脇から撮影できます。JR三本松口駅から約2km、徒歩約30分です。車の場合には道路脇に駐車は出来ないので、近くの公園に駐車して訪問しましょう。徒歩10分程度です。

 

8. 時間的・経済的に余裕があるならば、米子周辺にもう一泊して目田森林公園のT-33Aを訪問できます。

 

9.鳥取を起点として車を走らせた場合には鳥取空港YS-11(胴体だけ)、但馬空港YS-11、美保駐屯地の展示機、美保基地YS-11を巡り、鳥取に戻るというコースを一日でこなすことができます(2021年春実施)。日照時間の長い春から秋までがおススメです。

 

以上

編集履歴
05Dec.2020 公開

22.2021 見直し更新(第4回目、見直し実施)