用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【岐阜県】飛騨エアパークのHSS-2BとKM-2

<場所 Place>    飛騨エアーパーク

https://www.pref.gifu.lg.jp/sangyo/nogyo/norin-jimusho/24809/index_18712.html

<座標 Location>  36.1784N, 137.3157E

<機体 Aircraft> 

1) HSS-2B    S/N: 8114

2) KM-2        S/N: 6277

<訪問日Visit>  26Aug.2020

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写真1  滑走路の反対側からは200-300mm程度のレンズでこんな具合に撮れる。(2020年8月26日撮影)

 

<行き方 Access> 

(1) JR高山本線高山駅から北東に約10km、車で15分程度。

<解説General>

(1) 国内にいくつか設けられた農道空港の一つ。長さ約800mの滑走路(オーバーランを含めて920m、磁方位10/28)の南側にエプロンや管理棟と2機の展示機がある。入場は0900-1700、入場料や駐車料金は無料だ。管理時間外はゲートが閉じられるため機体に近寄ることはできない。滑走路反対側にある「見学の丘」の周辺から2機並んだショットを200-300mm程度のレンズで撮影することが可能だ。

(2) 機体は北西を向いており、季節によるが概ね午前10時ごろまでは機体右側が順光となる。機体左側が順光になるのは午前11時ごろからだ。HSS-2Bは機体の両側を撮影することが可能だが、KM-2の左側面はコクピット見学用のステップがあるうえ、柵が主翼先端間際にあるために距離をとることができず、「真横側面」の撮影はできない。もっともHSS-2Bも(ほぼ)真横を撮ろうとするとフルサイズで24mm程度以下のレンズが必要となる。

(3) 高山駅からは車かバイク以外の交通手段は事実上存在しない。公共交通機関を利用する場合には一日4本程度の白骨温泉方面行のバスに乗り、高山市丹生川支所付近で下車したのちに3km程度を歩くことになるが、極めて非現実的だ。いっそ全行程約10kmをハイキングと割り切って3時間程度かけて歩くしかアプローチする方法はない。

(4) 私自身は青春18きっぷを利用して岐阜から高山を往復。高山駅前からレンタカーを利用して現地を訪問した。なお岐阜に戻ってからはさらに浜松まで進み、ここで一泊するという旅程とした。

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 写真2 KM-2の機体左側にはコクピット見学用のステップが設けられている。(2020年8月26日撮影)

 

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写真3 午前10時ごろには機体右側面を順光で撮影できるが、下がり切れないので超広角レンズが必要だ。(2020年8月26日撮影)

 

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写真4 午後1時頃には機体左側が順光となる。この写真はKM-2の見学用ステップに登り、機体ごしに撮影したもの。(2020年8月26日撮影)

 

 以上

<編集履歴

30Aug.2020 公開

07Sep.2020 見直し更新(第1回目、字句等修正)