<編集履歴> 29Aug.2020公開、29May.2023見直し更新（第8回目、再訪し、写真追加）
<場所 Place> 静岡県焼津市八楠3-1-2（株）ハセガワ 本社・工場
http://www.hasegawa-model.co.jp/
<座標 Location> 34.8775N, 138.3112E
<訪問日Visit> 24Aug.2020, 20Dec.2020, 23Mar.2021, 01Apr.2022, 30Mar.2023, 28May.2023
<行き方 Access>
(1) JR東海道線焼津駅より約1.0km、徒歩15分程度。
写真1-1 （株）ハセガワ敷地にあるT-3（右）と屋上に置かれたF-104J（左）。2023年5月28日14時20分ごろ撮影
<解説General>
(1) 模型で有名な（株）ハセガワの本社・工場の屋上にF-104Jが、正門脇にT-3が展示されている。会社のHPを見る限りでは積極的な公開は行っていないようだが、外周からならば、いつでも撮影可能だ。
【展示機 Aircraft】
1. F-104J (76-8706) 屋上に置かれたF-104Jはかつて静岡県裾野市の日本ランドに展示されていたが2004年4月にこちらへ移設された。本機は国内で唯一、水平尾翼後縁下面に後部警戒レーダー受信機が外されずに残っている機体で空自からの無償貸付機。207Sqn.のマークが入っている。瀬戸川の対岸から桜(ソメイヨシノ）の季節に200-300mm程度のレンズで「絵」を狙えるが、夏季には生い茂った桜並木の葉が邪魔になる。機体を重視するなら落葉している冬季に訪問するとよいだろう。瀬戸川の会社側の土手からでは近すぎて機体の機首部分の一部しか見ることができない。正門側からは晴天時には完全な逆光となるうえ、200mm程度のレンズで撮影しても機体下部が建物に隠れてしまう。
写真2-1～2-5 瀬戸川の対岸から中望遠レンズにて撮影。どの時期の訪問がお好みかな？（2-1: 2020年8月24日、2-2: 2020年12月20日15時40分ごろ、2-3: 2022年4月1日11時ごろ、2-4: 2023年3月30日11時ごろ、2-5: 2023年5月28日14時20分ごろ撮影）
写真2-6 瀬戸川土手（本社側）からは近すぎて、このアングル以外に屋上の機体を見ることはできない。（2020年8月24日撮影）
写真2-7 正門側から撮影。晴天時には一日中逆光だ。（2020年12月20日15時50分ごろ撮影）
2. T-3 (91-5514) 正門脇の櫓の上にあるT-3は外周から撮影可能だが晴天時には完全な逆光だ。さらに機体脇に電柱が入るうえ、背景には高圧線の鉄塔や電線など、画面内で邪魔になるものが多い。本当にキレイな機体の写真を撮影したい場合には事前に連絡して敷地内で撮影させてもらえるよう許可を取るとよいだろう。 空自の無償貸付機で11FTWのマークが記入されている。
写真3-1 外周から正門脇のT-3を中望遠レンズで撮る。逆光かつ背景に鉄塔や電線が入る。（2020年8月24日撮影）
写真3-2 曇天の日に撮影したT-3。主翼で尾翼マークが隠れてしまったが、これを回避すべく右手に移動すると、今度は電柱が画面に入る。これでフルサイズ100mm程度だ。（2022年4月1日11時ごろ撮影）
【参考：私の訪問パターン】
その1：東京から青春18きっぷを利用して、静岡の菅野医院のF-86F、焼津・ハセガワのF-104J/T-3、豊川のT-1A、幸田町郷土資料館のF-86F/Bell47Gを巡り、岐阜に宿泊。
その2：東京から青春18きっぷを利用して御殿場に向かい、駅でレンタカーを借りて元レーシングパレスのF-1、樹空の森公園のUH-1H、板妻駐屯地のUH-1を見たのちハセガワのF-104J/T-3を訪問。その後は岐阜に宿泊。
その3：東京から青春18きっぷを利用して訪問。その後、静岡市葵区の永野自動車に展示されているT-34Aと静岡ヘリポートのKH-4を訪問し、名古屋に宿泊。
その4：東京から青春18きっぷを利用して訪問。その後、列車を乗り継いで大阪まで行き、飲み会に参加。
以上
