用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【忠清南道】デジョサンコンウォン(太祖山公園、天安)

<編集履歴> 29Jul.2020公開、24Feb.2022見直し更新(第2回目、体裁見直し写真追加)

 

<場所 Place>    チョナン(天安)のデジョサンコンウォン(太祖山公園)

<座標 Location>  36.8238N, 27.1910E

<訪問日Visit> 07Jul.2013

<行き方 Access> 

(1) チョナン(天安)まではバスあるいは鉄道で行く。特急セマウル号で約1時間、ソウル地下鉄1号線なら乗換えなしで2~3時間。ソウル高速バスターミナルあるいは東ソウルバスターミナルからチョナンチョナン総合ターミナル(36.8197N, 127.1557E)まで約1時間20分。ここは高速バスと市外バスのターミナルが統合されている。

(2) チョナン総合ターミナル前の大通りよりカクオンサ(覚願寺)行の市バスNo.24を利用する場合には大通りを渡り東進するバス停に行く。バスの発車間隔は約20分ごとだ。15分ほどのホソデイプク(ホソ大入口、36.8306N, 127.796E)下車。持参した地図を見ながら山の峰を超えて約1.6kmを歩くと太祖山公園の入口に到着する。機体は山を約400m上ったところにある。

(3) チョナン総合ターミナル前の大通りより、リガクミスルグァン(リガク美術館)行の市バスNo.51あるいはNo.52を利用する場合には大通りを渡らず、道路のバスターミナル側で西進するバス停で待つ。バスの発車間隔はNo.51とNo.52合わせて約50分ごとだ。30-40分ほどで終点リガクミスルグァンに到着する。太祖山公園の入口までは100mほどだ。

(4) 鉄道を利用する場合はチョナン(天安)駅東口を出て、バス停を探す。No.24は北に向かうものに乗車する。No.51-52は南下してきて駅前のT字路を東に向かうものに乗車する。なお鉄道駅とバスターミナルは約1.5kmほど離れている。

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写真1 太祖山公園に並ぶ3機の展示機。(2013年7月7日撮影)

 

<解説General> 

(1) ソウル中心部から南に約85㎞、チョナン(天安)の街の4㎞ほど東側に太祖山がある。その中腹の公園には機首を東北東に向けた展示機が3機ある。設置された機体間隔がやや狭く、側面写真は撮りづらい。また戦車などが数両展示されている。公園の開門時間は不明だが、ほぼフリーで 365日訪問可能。

(2) ソウルからチョナンまではバスを利用した方が楽で早い。またターミナルから公園まではいつ来るか分からない(最悪1時間程度は待たされる)No.51やNo.52のバスを利用するよりも20分ごとにやってくるNo.24のバスを利用した方が精神的に楽かもしれない。なおリガク美術館へはNo.55のバスもあるが一日に2本しかないので、ここでは取り上げない。

(3) No.24バスの終点、カクオンサ(覚願寺)には高さ15mの大仏がある。ついでに観光してくるとよいだろう。

【展示機 Aircrafts】

(1) F-4D (40-951)

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(2) F-5A (01-388)

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(3) O-2A (11-131)

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【その他】

(1) 公園には2010年3月26日に発生した天安号魚雷撃沈事件の犠牲者の慰霊碑がある。

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写真2 北朝鮮に撃沈された天安号の模型と犠牲となった46名の名前を刻んだ慰霊碑。(2013年7月7日撮影)

 

【余談】

天安には独立記念館がある。行かずに文句を述べるよりも見てから文句をつけた方が第三者に対する説得力も増すことだろう、ということで一度は現地に足を運ぶことを推奨する(個人的には展示内容に賛同しているしているワケではない)。

 

 以上