用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【京畿道】国立果川科学館

<編集履歴> 28Jul.2020公開、05Mar.2022見直し更新(第2回目、写真追加)

 

<場所 Place>    クンニッ クァチョン カハックァン(国立果川科学館内)

http://www.sciencecenter.go.kr/scipia/

<座標 Location> 35.4385N, 127.0058E

<訪問日Visit> 5May.2013

<行き方 Access> 

ソウル地下鉄4号線、デコンウォン(大公園)駅下車、6番出口を出て直ぐ。ソウル市中心部からの所要時間は30-40分程度。

<解説General> 

(1) ソウル中心部から南に約15kmにある科学系の展示館。2008年11月14日に開館した。見学は火~日曜日の0930-1730(入場は1630まで)、入場料は4,000Wだ。毎週月曜(祝日の場合には翌火曜)、1月1日、旧正月、秋夕は休館日だ。館内には韓国製ホームビルト機ベロシティファイアフライと実物大模型のT-50と復活号がある。

(2) 航空ファン誌2010年11月号(No.695)P.88にはF-4E, F-5B, O-2Aがあると紹介されているが、F-4Eは2011年11月24日にヨジュ大学に移転された。残る2機も2012年3月までには撤去されている(GE-Pro画像より)。私はこれらを撮影したくて訪問したのだが、1年半ほど遅かった・・・。残念!なお展示場所の座標は37.4388N, 27.0033E付近であった。

【展示機 Aircrafts】

(1) T-50実物大模型

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写真1 T-50の実物大模型(2013年5月5日撮影)

 

(2) KARI Firefly (N90NS) 展示されているFireflyは1号機のようだ。本機にまつわる話の詳細はこちら。

https://www.secretprojects.co.uk/threads/kari-firefly.16207/

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写真2 韓国製ホームビルト機とA380のコクピット模型(2013年5月5日撮影)

 

(3) 復活号(復元機)

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写真3,4 復活号の復元機。(2013年5月5日撮影)

 

【その他】

(1) 実物大のロケットKSLV-1とデルタロケット、いく両かの鉄道車両が中庭に展示されている。

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写真5 韓国鉄道研究所(KRRI)が1999年に一編成4両を試作した「韓国型標準電車」のうち3両が展示されている。珍しい車両なので国内の鉄道マニアサイトで取り上げられることが多い。(2013年5月5日撮影)

 

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写真6 KORAIL2100形ディーゼル機関車(2101号)とセマウル号の客車(1987年製)。現役時代には存在しなかったKORAILの新塗装となっていた。(2013年5月5日撮影)

 

以上