<編集履歴> 13Jun.2020公開、19Dec.2021見直し更新(第1回目、体裁見直し)
Melakaの世界貿易センター(MITC: Melaka international Trade Center)近くに作られた交通博物館。2013年12月に機体が搬入されたが、2015年ごろには閉鎖され、機体は潜水艦博物館(別項)に移転された。ここでは訪問時の様子を記録として紹介する。
<場所 Place> Transportation Muzium (Muzium Pengangkutan Melaka)
<座標 Location> 2.2826N, 102.2753E
<訪問日 Visit> 25Jun.2015
<行き方 Access>
(1) Melaka Sentralのバスターミナルから市内バスNo.9あるいはNo.24A/Bで30分程度のMITCへ。ここから北西に約2㎞を歩く。バスの頻度は2時間に一本程度だ。
<解説General>
(2) 交通博物館は2010年4月15日に開館したが、空軍の機体が搬入されたのは2013年12月20日ごろのこと(2013年12月20日付RMAF MuseumのFacebookで搬入後のF-5Eの垂直尾翼画像を公開している。搬入されていることが明確な画像は12月24日に公開された)。しかし2015年ごろには閉鎖されてしまった。機体は恐らくは一般公開までこぎつけなかったものと思われる。マレー語で検索するとこの博物館は利権がらみの「白象(王様から下賜されたものの使うわけにはいかず、維持管理費だけがかかるやっかいもの)」だった様子。なおTransportation Musiumという場合、広義にはMelakaのムルデカ広場にある機体(別項参照)や鉄道もその展示物に含まれる。
(2) 館内にあった2機の展示機は2016-17年2月以前に潜水艦博物館(別項参照)に移転され、現在も展示されている。
(3) 博物館(?)の建物には2019年3月時点では3軒ほどの自動車販売ディーラーや自動車整備業者が入居している様子がKLからMelakaに向かうバスの車窓から見ることができた。高速道路を降りて5分ほどで進行方向左側だ。
【展示機 Aircraft】
(1) A-4 PTM (M32-14)
写真1 館内のA-4PTMをガラス窓越しに撮る。(2015年6月25日撮影)
(2) F-5E (M29-01)
写真2 こちらもガラス越しに撮影したF-5E。(2015年6月25日撮影)
写真3 博物館の建物。訪問時にはすでに2軒ほどの自動車販売会社・自動車修理工場が間借りしていた。(2015年6月25日撮影)
以上