<編集履歴> 20Apr.2020公開、4Jun.2022見直し更新(第3回目、一部文書修正)
時刻表を眺めながら、「東京発」で用廃機展示場所を訪問するためのバーチャル旅行「基本プラン」をいくつか考えてみた。休みが取れたら、その時点での時刻表やおサイフ具合に合わせて適宜アレンジして行ってみようじゃないか!
(プラン詳細は別項参照ください。)
写真1 普通列車やローカル線に揺られて用廃機巡り・・・。
【基本コンセプト】
1. <対象者>「時間はあるけどお金はナイ(あるいは使いたくない)」という方、かつ「鉄分(特に”乗り鉄”)を多く含む」方を主な対象とする。
2. <トータルコスト>旅程を立案する際には交通費、宿泊費、食費を勘案し、時間はかかってもトータルコストが低く抑えられるようなプランとする(よってJR各社が販売する「青春18きっぷ」を多用した計画となる)。なお航空機、特急、タクシーやレンタカーを使えば(お金をかければ)素早く効率的に回れることは判っているので、出来るだけこれらは利用しないことにする。
3. <時間>出発地および最終到着地は東京駅とする。また出発時間は8時、到着時間は22時を基本とする(プラスマイナス15分程度を許容範囲とする)。訪問地では「サラリと一周する」程度の時間を最低限確保する。
※東京発着で立案するのは自分自身が基本プランとして利用するため。また発着時間は自分を含めて東京近郊の方であれば、おおむね利用可能な時間帯とするためです。
【青春18きっぷ】
この企画ではJR各社が学生の長期休暇に合わせて発売する「青春18きっぷ」を多用する。詳細な利用条件はJRのサイトや鉄道旅行を趣味とする方のサイトなどで確認していただくが、その概要は次のような切符だ。
・普通列車乗り放題の切符5回分(のべ5日分)がワンセットとなっている。
・一日分は午前0時から翌午前0時を過ぎて最初に停まる駅まで有効
・一人で連続した5日間もしくは非連続の5日間として使っても良し、5人である一日に同一行程で一度に使っても良し。
・新幹線や特急の「乗車券」としては使えない。これらに乗る場合には「乗車駅から下車駅まで」の「乗車券」と「特急券」が必要。ただし普通列車のグリーン車にはグリーン券を購入すれば乗車できる。
・お値段は12,050円。一日(一回)分あたり2,410円。おおむね120km以上の片道旅行や60kmの往復旅行の場合にはモトが取れる。東京を午前8時に出発すると北は秋田、西は広島あたりまでは行くことができる。
・次のような特例があるので「使いこなす」にはルールの詳細をネットやパンフレットなどで良く読んで理解すること;(1)首都圏は午前0時を過ぎても最終列車まで使用可、(2)宮島航路使用可、(3) 北海道、東北、北陸、九州の私鉄(第三セクター)を下車せずに通過する際の特例各種あり、(4) 東北地方の一部のBRTで使用可、・・・などなど。
写真2 使用済の「青春18きっぷ」(2020年春販売分)
【注意事項】
1. 記事中に紹介した列車に乗り遅れると新幹線や特急など、ほかの速達手段を利用しても当日中に目的地に到着できない場合があります。
2. 紹介した行程に記した時刻や運賃は予告なく変更されることがあります。実施に際しては関係する交通機関等の最新の情報に基づいて計画の再確認を行ってください。
3. 全ての移動手段は事故や気象状況などの影響により、予定通りに移動できない場合があります。これらを含めて旅行中に生じたいかなる被害・損害等について当方は一切関知いたしません。予めご了承ください。
4. 紹介した行程には食事時間が含まれておりません。車内で食事をすることを前提にしていますが、乗換時間は短いものが多く駅で食糧を購入する時間は原則として無いものと考えてください。さらに用廃機展示場所近くのローカルな駅やバス停近くには食堂やコンビニなどが存在しないことが多くあります。このためお弁当などは皆様ご自身で事前にご準備ください。
5. トイレは列車に備え付けられているものを利用することを前提とした計画にしております。
細かいことはイロイロとありますが、前口上はこのくらいにして、まぁ旅行プランを眺めてくださいナ。
以上