用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【Italy】空軍歴史博物館 Museo Storico Aeronutica Militare

<編集履歴> 21Feb.2020公開、02Jan.2023見直し更新(第1回目、少しばかり見直し実施)

 

<場所 Place>          Museo Storico Aeronutica Militare

http://www.aeronautica.difesa.it/storia/museostorico/Pagine/info.aspx

< 位置Location>    42.0852N, 2.2174E  

<機体 Aircraft>         多数  

<訪問日Visit>    3May.2005

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写真1 Macchi M.C. 205(手前の戦闘機)と Fiat.G.212(奥の輸送機)(2005年5月3日撮影)

<行き方 Access>

(1) イタリア国鉄Bracciano駅から東に徒歩で約5.3km、所用1時間15分程度。道案内は無いのでGoogleMapなどを参考にする。駅からLinea”D1"バスがあるが、発車時間は0930、1240、1345、1540の4本。土日に運行しているかどうかは未確認。タクシーを利用すると良いと書きたいところだが、閑散とした駅前にタクシーはいるのかな? 

(2) Braccianoの一つ手前のVigna Di Valle駅から大きく反時計回りに道を歩いて約2.9km。ここは駅前にバスやタクシーはおろか店すら無いような田舎駅(おそらく無人駅)で下車したら自力で目的地に行くしかない。最寄り駅とはいえ、こちらの駅を利用することはあまりお薦めしない。

(3)BraccianoあるいはVigna Di Valleに行く列車はRoma Ostiense駅から朝から晩まで一時間に1~2本の割合で普通列車がある。ただし直通列車(所用64~70分程度、3.0Euro)と途中乗換え(所用80~90分程度、3.6Euro)の便が交互に走っており、料金が異なるので利用時には注意が必要だ(間違えると膨大な額の罰金を支払うことになる)。

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写真2 Savoia Marchetti S.M.79。(2005年5月3日撮影)

 

<解説General> 

(1) ローマの北西約20kmのブラッチアーノ湖の南側湖畔にあるイタリア最大規模の空軍博物館。開館時間は0900-1730(夏季)、0900-1630(冬季)で入場は閉館の30分前まで。休館日は未確認。Webサイトで詳細を確認すること。入場料も未確認。私が訪問したのは2005年5月のこと。2015年頃に大改修を行い”ヴィーニャ・ディ・ヴァッレ空軍歴史博物館”と改称したようだが(自分自身は当面行く予定が無いので)詳しくは調べていない。場所は変わっていないため「行けば分かる」と開き直って本記事を書いている。いくらか展示機が増えているが大きな変化はなく、航空大国イタリアのレアな実験機・試作機や水上機コレクションは必見だ。もちろんF-104Sやトーネードなど現代の機体も展示されている。

(2) ローマから鉄道で1時間チョイの距離だが、近隣の駅からは交通手段が事実上無いのが難点。頑張って歩こう!(GoogleMapのStreetViewにてバーチャルハイキングができるけれど、正直言って心が折れそうになります。) 

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 写真3 Aerfer Ariete(2005年05月03日撮影)

 

【余談】

2005年5月3日に訪問した際のタイムスケジュールは次の通りだ;

Napori 0736 -(IC plus 530)- 0955 Rome Ostiense 1027-1123 Bracciano着。駅前のスーパーで昼食用のパンなどを購入した後、少し迷ったがほとんど交通のない道を歩いて1250に博物館到着。2時間見学して1450に退場(当時は列車の時間が判らず、早めに帰る必要があった)、歩いてBracciano駅に戻ったのは1603だった。

写真4 Macchi M.C.72。(2005年5月3日撮影)

 以上