用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

資料9 費用対策に関する雑記

<編集履歴> 2020年1月21日 書きかけのままBlog公開

 

資料 9 費用対策

移送費一千万円(概算)を工面できるのだろうか?
小松市保有するボンネット型特急の先頭車クハ489-501。この車体の側面を補修するため、2018年秋にクラウドファンディングにて100万円を集め、市の援助で100万円と合わせることで作業を行うことが出来たという話が2019年1月頃の鉄道雑誌に掲載されていました。雑誌の発行部数(公称)から、鉄道ファンの人口はヒコーキファンの10倍はおられると考えられます。細かい条件は抜きにしてザックリ言っちゃうと、ファントムを小松に展示するためには(鉄道ファン総人口の)十分の一以下の支援者から(クハ489-50補修費用の)10倍の金額を集めなくちゃいけないということですね。仮に市の助成金100万円、ファンドで100万円の合計200万円を集めたとして、残り800万円をどうするか。銀行から借りて、5年間程度で返済しますかね。年間160万円かぁ。

年間の返済額160万円、利子などなどでザックリ200万円としておきましょうか。現在、入場無料の航空プラザですが、例えば5年間限定で入場料300円(大人)程度を集め毎年の返済に充てると考えてみましょう。入場料を徴収するには市条例の改訂が必要ですので、議員さん説得して議会を動かしてもらう必要がありますね。いや、そもそも5年間大人300円などという料金提案は妥当なのでしょうか?考えるためのベースとして年間訪問者数の実績を知りたいトコロですね。

小松市では公の施設管理運営評価制度を設けており、各施設の評価を平成24年度から行っています。小松航空プラザの平成28年度の結果を読むと「年間27万人」とのことでした。月平均2.3万人、年間300日として一日当たり900人。冬季は観光客が減るので、春から秋は一日2000~2500人、冬季500人程度と考えておきます。なお平成27年度の評価結果の中には「一日3,000人が来場すると対応できない」という一文があり、これが航空祭の時の対応だとしても、2000人程度/日というのは「ウソぢゃない」数値かと思います。

仮に年間12万人の「大人」が来場し、入場料300円を徴収するとあっという間に36百万円集まりますね。大人200円、高校生までは無料としても良い状況ですね。これは、何か行けそうな気がしてきた♪

小松空港の平成29年度の利用者数(国内+国際)は1,712,817人とのこと。半数を「大人」として86万人/年。仕事や帰省などのリピーターが2/3を占めるとして、観光利用は29万人/年。一方、航空プラザを訪れる大人が12万人/年いるとして、空港を利用しない方(主に中部・関西方面からの観光客)が3/4を占めると考えれば、空港を利用しての見学者は3万人/年。すなわち空港利用者(大人)のうちの3.5%ほどが訪問すると仮定しても良さそうな数値かな。8人乗り程度の無料送迎車(バン)を空港とプラザの間で15分に一便くらいの割合でクルクル回せば、訪問者は飛躍的に増えそうだな。

別発言で書いた小松市の小宅の施設管理運営評価制度の結果のうち、平成26年度の「指定業者による来季に向けての改善案」の中に「展示機の充実(F-4戦闘機)」との一文を見つけました。その後、この表現は消えているのですが、「一度は検討した」ことがあったようですね。

(以下、書きかけ)

以上