用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

ウィンウィン記念碑のMiG-21UM(プノンペン)

<編集履歴> 10Dec.2019公開、27Feb.2020見直し更新(第1回目、機首に描かれた機番が正しくないことを追記)

<場所 Place>         プノンペンのウィンウィン記念碑(Win win Memorial)

<座標 Location>    11.6776N, 104.8851E

<機体 Aircraft>  MiG-21UM S/N: 7122(本当のSNは7114、c/n.516999468)

<訪問日 visit>  読者からの情報提供を紹介。私自身は未訪問。

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写真1 ウィンウィン記念碑脇に展示されたMiG-21UM。(写真はDeath Tolsrael氏提供、2019年9月17日撮影)

 

<行き方 Access>

1.  プノンペン国際空港ターミナルの北北東約14.6kmにあるウィンウィン記念碑の脇。プノンペン市内からタクシー(バイクタクシー)で20-30分程度と推定。(要調査)

 

 <解説General> 

1.  2019年に新たに造られた記念碑脇の展示場。現在も周辺は造成中であり、Google Mapの衛星写真で上述の座標を確認しても2019年12月10日時点では機体などは見えない。なお2019年12月10日に検索した際には情報は少なかったが、2020年2月27日に確認するとかなりの数の情報やyoutube動画がヒットするようになっていた。

2. 現在進行形で周辺が変化している地域であるため、訪問前には都度最新情報を入手して現地に行くこと。

3. 展示機に描かれた国籍マークはカンボジア国(SOC、1989年から1992年まであった国)の国籍マーク (上半分赤、下半分青の黄色いアンコールワットラウンデル) 。

4.展示機は上述の通り複座型のMiG-21UMだが説明板には「MiG-21bis」と記載されている模様。また機首には写真の通り”7122”と記載されているが、製造プレートを確認した英国人マニアの報告によると「c/n.516999468より本当の機番は7114」とのこと。(Air-BritainのPhotoLibraryサイトより)

 ベトナムホーチミン市の官邸に展示されたF-5Aの説明板に「F-5E」と記載された結果、ネット検索時にはF-5AでなくF-5Eで検索すると数多くの旅行記がヒットするようにこちらも「Mig-21bis」で検索するとヒットする可能性がある。お試しあれ。

5. 機体の周囲のごく近い場所には植樹があり、早期に訪問しないと撮影できなくなる可能性がある。2019年12月に撮影された写真を見ると、既に植樹が茂ってきている様子がうかがえた。

6. 現地には機体の他、T-54, BM-21, BMP-1, BRDM-2も展示されているそうだ。

7. 本記事は2019年9月17日に現地を訪問した本Blog読者のDeath Tolsrael氏からの情報提供に基づいている。貴重な情報をお寄せ下さったDeath Tolsrael氏に対し、この場をお借りして御礼申し上げます。

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 写真2 植樹が育つ前に訪問したいと思う。

   (写真はDeath Tolsrael氏提供、2019年9月17日撮影)

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