用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

海上自衛隊 その他の固定翼機の展示機

 海上自衛隊で使用されてきた固定翼機のうち、「小型機~中型機」に分類される大きさの訓練機、連絡機およびその他の固定翼機のについて展示状況をまとめてみよう。

なお「固定翼訓練機」という分類にすると、引退したYS-11Tや現行の第205飛行隊(下総)のP-3Cが含まれるが、これは「大型機」の「輸送機」や「哨戒機」の項で取り上げることにする。またここではアルファベット順に機種を並べて紹介するが、B-65、JRB-4(SNB)、KM-2、SNJ、T-34Aは別記事としてまとめたのでそちらをみていただきたい。

<別記事参照>

【B-65】海上自衛隊 B-65の展示機 - 用廃機ハンターが行く!

【JRB-4】海上自衛隊 JRB-4の展示機 - 用廃機ハンターが行く!

【 KM-2】海上自衛隊 KM-2の展示機 - 用廃機ハンターが行く!

【SNJ-5/-6】海上自衛隊 SNJの展示機 - 用廃機ハンターが行く!

 【T-34A】海上自衛隊 T-34Aの展示機 - 用廃機ハンターが行く!

 

<上記以外の各機種の展示機>

【 C-90シリーズ】

 現在も連絡機LC-90(9301-9306)、練習機TC-90(6801-継続購入中)を運用している。かつては国土地理院から地図作製のための航空写真撮影機UC-90(9102)も運用していたが、本機は2010年に退役し、廃棄された。訓練部隊のある徳島基地にTC-90が1機展示されているほか、消火訓練用としても1機が存在していた(2019年の状況は不明)。

1) 6802 徳島基地にて胴体部分を消火訓練に使用(2011年4月4日確認、現状不明)

2) 6810 徳島基地

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写真1 TC-90用廃展示機の写真は未撮影のため、現用機の写真を貼りつけておく。(2016年10月28日下総基地にて撮影)

 

【T-5】

 1989年から運用されている現行の初等練習機。2015年3月までに66機が調達され生産を終了した。初期に納入された機体の一部はすでに用途廃止となり、そのうちの1機が小月基地に展示されている。展示するのに手ごろな大きさであるため、今後は展示機が増える可能性が高い。なお機体番号を消した機体(6313号機)の胴体部分が福岡県博多区立花寺の大川金属(株)に飾られていたが、2014年11月14日以降、GE-Pro画像にて2015年12月7日までの間に撤去されていた。

1) 6334 小月基地に2015年10月より展示

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写真2 用廃展示機の写真がないので、展示された6334号機(後方の機体)の現役時代の写真を。(2010年10月17日小月基地にて撮影)

 

【U-36A】

 翼下に曳航標的を装着して海自艦艇に対して射撃訓練の支援を行ったり、翼端に設けたポッドから対艦ミサイルのシーカーを模擬したり、電子戦を仕掛けるなどの電子戦支援を行う訓練支援機。1985年から6機(9201-9206)導入したが、2機(9202、9203)を事故で失っている。2000年半ば頃までは胴体下に黒いレドームを設けていたが、機器更新により撤去されている。現用機であり、展示機は存在しない。

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写真3 U-36AとP-3C。(2017年10月7日下総基地にて撮影)

 

 以上

<編集履歴>

??Aug.2018 Mixiに公開

21Feb.2019 Blogに移設し公開

07Feb.2021 見直し更新(第22回目、T-34Aの記事を別稿に分離独立させた)