用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【彰化縣】溪湖軍機公園とその周辺

<編集履歴> 17Nov.2019公開、13Feb.2022見直し更新(第5回目、体裁見直し、写真追加)

 

<場所 Place> 彰化縣溪湖鎮大同路132巷、溪湖軍機公園

<訪問日Visit>    5Apr.2008および13Aug.2009 

<行き方 Access>

(1) 台中の員林客運站から彰化站(員林客運站)、溪湖(員林客運站)を経由し、二水や鹿港に行く員林客運バスが2時間に1本程度ある。

(2) 彰化站(員林客運站)から溪湖(員林客運站)を経由し、二水や鹿港に行く員林客運バスが1時間に1本程度ある。(半分近くは台中発の便)

(3) 員林駅前より溪湖(員林客運站)を経由し、二水や鹿港に行く員林客運バスが1時間に1本程度以上ある。このルートが最も運行頻度が高い。

(4) 溪湖(員林客運站)から溪湖軍機公園までは道なりに北西に約1.2km、徒歩約20分。

(5) 霖肇宮は渓湖(員林客運站)から北東方向にあり、道なりに約2.3km、徒歩約40分。

(6) 溪湖軍機公園から霖肇宮へは道なりに約2.4km、徒歩約40分。

<解説General> 

(1) 渓湖は彰化站から直線で南西約15km、員林駅の西約10kmの小さな街だ。製糖会社の運営するサトウキビ運搬用のナローゲージのSLが走っていたことで鉄道マニアに比較的知られていたが、それ以外には特記するものはない。ここには2000年代に4機の航空機を展示した軍機公園が作られたほか、近くの霖肇宮にはR-CH-1が展示されたことで、台湾内で上位の軍事関連スポットとなった。軍機公園と霖肇宮はそれぞれ24時間いつでも訪問可能だ。

(2) 渓湖(員林客運站)を起点としてサラリと撮影する時間を含めて2.5~3時間ほどの周遊コースと考えるとよいだろう。なお渓湖(員林客運站)には大抵タクシーが客待ちしているので、こちらを利用してもよい。

【軍機公園の展示機 Aircrafts, Location: 23.9628N, 120.4736E】     

(1) F-100F (0009 / 58-6980)  本機はかつて新竹基地に展示(放置)されていた。その当時から機体には”0011 / 31566”と書かれていたが、これは偽の番号。本当の番号は"0009 / 58-6980"だ。機首下に伸びていたピトー管は2021年10月時点ではなくなっている。ブラ下がるのに丁度よい高さだったので折られてしまったのだろうか? 

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写真1 本当は0009 / 58-6980号機だが新竹基地にあった頃から”0011 / 31566”と記載している。(2009年8月13日15時ごろ撮影)

 

(2) RF-104G (4400 / 67-22517) F-104Gを改造してLOROPノーズを装着可能な仕様にした機体。外見は元のF-104G仕様に戻されている。

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写真2(2008年4月5日14時30分ごろ撮影)

 

(3) F-5E (5140 / 74-0997) アレスティングフックを下ろした状態で展示されている。

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写真3(2008年4月5日15時ごろ撮影)

 

(4) C-119F (3160 / 51-7985)

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写真4(2008年4月5日14時30分ごろ撮影)

 

【その他】

(1) 公園内にはS-2E/S-2Tの説明板と機体のない展示場所が残されているが、これまでにS-2E/Tを搬入して展示したことはない。S-2シリーズが引退して久しく、今後新たに展示されることは恐らくないだろう。

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写真5 渓湖軍機公園の一角にはS-2E/S-2Tを展示するスペースと看板があるが、機体が搬入されたことはない。(2008年4月5日15時15分ごろ撮影)

 

(2) その隣にはT-CH-1(TCH-1)の説明板と機体のない展示場所予定地がある。説明にはR-CH-1のことがやや詳しく書かれているので、霖肇宮にある機体はこちらで展示する予定だったのかもしれない。

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写真6 T-CH-1展示予定地。こちらは台座すら作られていない。(2008年4月5日15時15分ごろ撮影)

 

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写真7 TCH-1の説明板にはR-CH-1のことがやや詳しく書かれていた。(2008年4月5日15時15分ごろ撮影)

 

(3) ナイキミサイルもある。

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写真8(2008年4月5日14時30分ごろ撮影)

  

【霖肇宮の展示機 Aircraft, Location: 23.9697N, 120.4924E】

(1) R-CH-1(0749) 溪湖軍機公園から道なりに約2.4km、徒歩約40分ほど離れた霖肇宮の廟の裏手に機体が展示されている。R-CH-1は余剰となったT-CH-1を偵察機に改造したもので、胴体下にカメラを搭載した機体(本機)と翼下にカメラポッドを2基搭載した機体(花蓮基地に展示)の二形態が存在した。なお私自身は霖肇宮には2009年8月13日にしか訪問していない。

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写真9 後席直下の胴体下にカメラベイのあるR-CH-1。(2009年8月13日14時ごろ撮影) 

 

【その他:溪湖鎮大突運動公園(もと渓湖運動公園、2020年1月1日ごろ名称変更)、

23.9587N, 120.4805E】

(1) 渓湖(員林客運站)より道なりに北西に約0.9km、徒歩約12分。軍機公園より道なりに約200m、徒歩約3分ほどの小公園。その駐車場には桃園の龍潭運動公園のM41と同様に砲塔を後ろに向けた状態でM41が展示されていた。恐らく”向きを間違えただけ”のことだろう。24時間いつでも訪問可能。

(2) 訪問時には「渓湖運動公園」であったが、2020年1月1日ごろに「溪湖鎮大突運動公園」と改称された。この際に戦車は撤去されたようだが、一時的なものか、恒久的なものかは不明。

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写真10 かつての渓湖運動公園には砲塔を後ろに向けた形でM41が展示されていたが。2020年1月頃に撤去されたようだ。(2008年4月8日撮影)

 

【余談:製糖会社のDL】

 渓湖には製糖会社が運営するナローゲージのSLが走っていたが、現在ではDL化され、かつ観光用のトロッコ車両が日中数往復するようになった。溪湖糖廠五分車站は渓湖(員林客運站)より道なりに南東に500km、徒歩約7分だが、私自身はまだ訪問したことはない。

 以上