用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【新竹】康楽公園のRF-104G

<編集履歴> 04Nov.2019公開、15Feb.2022見直し更新(第4回目、体裁見直し、写真追加)

 

<場所 Place>    康楽公園

<座標 Location> 24.8361N, 120.9430E

<訪問日Visit>   15 Aug. 2009および18 Oct. 2019 

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写真1 早朝・夕方には木の影が機体にかかる。(2019年10月18日8時30分ごろ撮影)

 

<行き方 Access>

(1) 新竹站前から南寮行の藍15バスに乗車して約15分、軽便車站下車、15 NTD。バス停から徒歩約300m。バスの発車頻度は45分~90分に一本程度。 

<解説General> 

(1) 新竹基地東端に近い小さな町中の小さな公園にRF-104Gが機首を南西に向けて展示されている。一年365日24時間いつでも訪問可能。入場料不要。24mm程度の広角レンズで左側面を撮影できる。機体の右側面近くには植樹が迫っているので良い写真は得られない。また早朝及び夕方の太陽高度が低いときには機体に植樹の影が写るので晴天時には昼前後に訪問すると良い。訪問時期を選べるのであれば機体に影の写らない曇天時の訪問をお薦めする。 

(2) 新竹からのバスは乗客がいないため、かなりの速度で走る。バス停のアナウンスが流れる頃には既にバス停を通り過ぎ、停車ボタンを押してもバス停間の1/3から半分近くを走って停車することがある。結果として公園近くの信号のあるT字路に近づくのだが、行きすぎないように気をつけよう。なおバスは新竹基地北東のR/W端を通り抜けるので運が良ければミラージュ2000-5を見ることができる。 

(3) 最寄りのバス停の名称が「軽便車站」ということから想像できるように、近くには観光用に軽便SLもどきを走らせている場所があるが、私自身は時間の都合で訪問していないので詳細は不明だ。興味ある方は検索してみてください。

【展示機 Aircraft】

(1) RF-104G (4398 /57-14890) 2000年から展示されている。機体はLOROPノーズを取付けることができるようにした偵察型だが、展示機は通常ノーズに戻されており、外形上の特徴は見当たらない。垂直尾翼には12SMSのマークを付けている。機体下面に腐食が生じたため、2020年秋ごろから2021年2月初旬まで半年ほどかけて修復作業を行った。

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写真2 公園の小さな鐘楼からは見下ろす絵が撮れる。(2019年10月18日8時30分ごろ撮影)

 

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写真3 影の出ない曇天時に訪問すると機体を綺麗に撮れるだろう。(2009年8月15日14時45分ごろ撮影)

 以上