用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【基隆】役政公園のTF-104G

<編集履歴> 31Oct.2019公開、15Feb.2022見直し更新(第3回目、体裁見直し、写真追加)

 

<場所 Place>    基隆市の役政公園

<座標 Location> 25.1362N, 121.7582E

<訪問日Visit>    20Dec.2008  and 18Feb.2017

<行き方 Access>

(1)  台湾鉄道基隆駅から巨大な狛犬と観音像で知られる中山公園を経て、道なりに約3km。(中山公園観音像からは約1km)。バスは本数が少ないので歩く!それがイヤなら基隆駅前からタクシーを利用する。

<解説General> 

(1) 基隆駅から直線で東北東に直線で約2km(道なり3km)にある道路沿いの公園。周辺にはナイキミサイル、艦載砲、戦闘車両が二台ほど展示されている。基隆二二八紀念碑なるものが隣に建っているので、何らかの戦闘を記念した場所なのだろう。解説はめんどうなので各自ググってください・・・。 一年365日24時間いつでも訪問可能だが、ライトアップされているワケではないので夜間の撮影は困難だ。入場料不要。

【機体 Aircraft】

(1) TF-104G (4196 / 66-13625) 機体には元桃園基地12SMSの マークが描かれている。2017年訪問時には台湾空軍シリアルナンバーおよび元の米軍シリアルナンバーは消されていた。また機体全体はオリジナルの灰白色とはかけ離れたブルーグレイの塗装が施されていた。

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写真1 休日に訪問すると路上駐車が多く、スッキリとした写真は撮りにくい。2008訪問時には機首の番号は青文字で本物とは異なる書体で書かれていた。(2008年12月20日15時ごろ撮影)

 

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写真2 2017年に再訪問した時には全体がブルーグレイに塗られ、シリアルナンバーは消されていた。(2017年2月18日17時45分ごろ撮影)

 

【その他】

(1) M48A3戦車 砲塔は後部を向けている。台湾には砲塔を後部に向け、車載のロック機構で砲を固定して展示しているものが多い。現地に搬送した後、正規の姿に戻すのがめんどうなのでそのまま展示したのではないだろうか。

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写真3 M48A3戦車。(2008年12月20日15時ごろ撮影)

 

【余談】

(1) お隣の大観音像で有名な中正公園からは徒歩約15分(約1km)。こちらの観光のついでに立ち寄るとよいだろう。本Blogの主旨からは外れるが、駅前からタクシーを使って最初に役政公園に行き、機体を見たあと、徒歩で中正公園の大観音を見物して山を下りると効率がよい。

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写真4 お隣の中正公園の大菩薩像と巨大な狛犬。こちらは観光地として有名だ。(2008年12月20日15時30分ごろ撮影)

 以上