用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【忠清南道】挿橋湖艦上公園

<編集履歴> 14Oct.2019公開、18Mar.2022見直し更新(第3回目、写真追加)

 

<場所 Place>     サプキョホ ハンサン コンウォン(挿橋湖艦上公園)

<座標 Location> 36.8903N, 126.8248E

<訪問日Visit> 02May.2009

<行き方 Access>

(1) タンジン(唐津)市外バスターミナル(BT)から地域バスなど各種が15-20分ごとにサプキョホBTを経由して各地に向かう。タンジンから約20km、所用20分程度。サプキョホBTから艦上公園までは水産物の屋台街を抜け、約200m。 

(2) タンジン市外BTまでは各地からの便がある。ソウルの江南ターミナル(セントラル)からは1時間に2~3本の便がある。水原、天安、大田からの便が比較的多い。

<解説General> 

(1) 挿橋湖は入江の一部を水門で仕切った人造湖。艦上公園は橋のたもとにある観光エリアの一角にある軍事展示場。開館時間は毎日0900-1800(6-8月は19時まで)。ただし入場は閉館30分前まで。入場料は6,000W。専用HPに休館日の記載はないが、1月1日、ソルラル、チュソクは避けた方が無難だ。

【展示機 Aircraft】

(1) US-2C(S2F-2U, 3385, Bu.133385) かつて核魚雷を搭載するため機体左舷に大きな収容スペースを増設した珍機。航空ファン誌2010年1月号p.83によると標的曳航機に改装されVU-5(VC-5の前身)所属機として日本に居たこともあるそうな。機体両側の空きスペースが少ないため、横からの全景を撮ることは困難だ。

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写真1 機体の左右とも下がることができないため、全景は撮りにくい。(2009年5月2日撮影)

 

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写真2 核魚雷を搭載するため機体左舷に大きな収容スペースを増設した珍機だ。(2009年5月2日撮影)

 

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写真3 コクピットの計器は中央のレーダーをはじめ、いくつかのものが取り外されている。(2009年5月2日撮影)

 

【その他】

(1) 駆逐艦DD925「全州」(右側)と揚陸艦LST679「華山」(左側)

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写真4 展示されている艦艇。(2009年5月2日撮影)

 

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写真5 LVT-P7は各地の軍事公園の定番展示車両だ。(2009年5月2日撮影)

 

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写真6 投光器を装着したM47戦車。(2009年5月2日撮影)

 

【余談】

(1) 周辺には刺身、貝焼きなどの海鮮料理店が並ぶ。私の訪問時で一人前2万W~だった。

 以上