用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【ヒント その2】スナップ写真や子供を入れた記念写真など

1.スナップ写真など人物中心の写真を撮る際のヒント

 面倒なコトは一切考えず、「見たまま、感じたまま」の基本にのっとり撮影します。撮影条件もスマホやカメラの基本設定だけでOK!

 ・・・と書くと投げやりだと思われてしまうので、少々テクニックを書いておきます。 

 

2.背景に機体を入れて人物(お子様など)を撮るとき。

(1) まず機体を構図のどこに、どんな形で人物を入れるかを考え、そのあとでモデルとなる人物を配置すると撮りやすいかと思います。人物は全身像だけでなく、胸から上が写る程度のアングルで考えると良い場合もあるでしょう。

(2) 十分に機体から離れて撮影できるときには中望遠クラス(100-200mm程度)で機体が入るようにして、その手前に人物を画面上で十分に大きく映るように入れます。例えば、カメラから機体までの距離が50mあるとしたら、人物は機体から10~20mあたりの位置に配置する感覚でしょうかね。

(3) ただし集合写真でこれをやると、「人の壁」によって背景の機体が覆い隠されてしまうことがあるので、状況に応じて適切なレンズの長さと人物の距離を設定してください。

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作例1 18-55mmレンズ+EOS40Dを用いて、見上げるようにして撮影。用廃機での作例がないため、基地公開時に撮影したショットで代用。(横田基地、2015年09月19日撮影)

 

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作例2 中望遠レンズを使用した集合写真にて、「人の壁」で背景の機体が隠されてしまった例。左から一番目あるいは二番目の方だけだったなら、背後の機体と合わせて良い感じになったことでしょう。これも基地祭時のショットで代用です。(那覇基地、2018年12月09日撮影)

 

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作例3 標準ズームレンズでC-130が入る位置にズラリと並んでもらって撮影。(DonMueang open house day, Thailand. 2010年01月09日撮影)

 

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作例4 小学生の遠足集合写真。引率の先生が撮影しているところを背後から70-200mmレンズにて。子供達を10mほど手前に移動させるとより良い感じになると思う。(韓国・南原航空宇宙展望台、2019年9月20日撮影)

 

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作例5 背景の機体がカッコよく見える構図にしておいて手前に人物をいれる場合の作例。公園にて地上展示機の前をお散歩する親子を70-200mm(100mm前後)レンズで狙う。人物がもう少し、そう、あと5mくらい手前を歩いてくれると構図的には良くなったと思う。(高松・高山航空公園にて2020年4月5日撮影)

 

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作例6 70-200mmにて撮影。GE-Proによる距離を確認すると人物までは約120m、機体までは約180m以上あった。ぐっと腰を落とし、空を抜こう。(2013年9月28日下総基地にて撮影)

  

3.機体近くで人物を撮るとき。またはコクピットの撮影やコクピットに座った人物の撮影を行うとき。

可能であれば日中明るいところでもストロボを焚く「デーライトシンクロ」機能を使いましょう。基本は背景がきれいに撮れる条件にカメラを設定したうえで、手前の人物(対象)のみストロボ光を当てることです。スマホやカメラによって設定方法が異なるので、事前によく取扱説明書を読み、できれば練習して操作方法に慣れておくと良いでしょう。

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作例7 窓の外の風景がきれいに写る条件にしたうえでカメラ内蔵ストロボを使用して撮影。ストロボ光が直接対象に当たらないように薄いテッシュペーパーをストロボ前にかざすとか、外付けストロボを用いてバウンス光で撮影するなど、さらなるテクニックを使えればモア・ベター。なお私自身は外付けストロボは持っていない。また撮影時にはカメラ任せにせず、マニュアル設定にて撮影してます。石川県立航空プラザ、2018年09月18日撮影)

 

 以上

<編集履歴>

04Apr.2019  公開

20May.2020 見直し更新(第4回目、作例5、6追加)