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【慶尚北道】ウエガン(倭館)戦跡紀念館

<編集履歴> 02Sep.2019公開、13May.2022見直し更新(第4回目、写真追加)

<場所 Place>          ウェガン(倭館)戦跡紀念館

<座標 Location> 36.0469N, 128.5182E

<訪問日Visit>  04May.2008, 30Aug.2019

<行き方 Access>

(1) デグ市北部市外バスターミナルからウェガン(倭館)北部バスターミナルまで行き、No.10あるいはNo.10-1の域内バスに乗り換えるか、タクシーを利用する。バスターミナルからは約2.3kmなので歩いても30分程度だ。

(2) グミ(亀尾)バスターミナルからNo.11かNo.111のバスでウェガン(倭館)北部バスターミナルまで行き、域内バスに乗り換えるか、タクシーを利用する。

写真1 2008年に訪問した際のO-1。この時にはごく普通の塗装だった。(2008年5月4日撮影)

<解説General> 

(1) ウエガンは別稿に記した多富洞戦績博物館同様に朝鮮戦争当時の「最大の激戦地」の一つで大邱の北西約20kmにある。当時の戦闘の様子を伝えるために1979年に建立された記念館には当時の様子をジオラマ等で再現しているほか、当時の銃などを展示している。しかし量的には多くなく、また質的に珍しいものがあるワケではない。小さな紀念館なので、よほど興味が無い限り、滞在時間は30分程度で済む。開館は0900-1730(3月から10月は1800まで)。休館日は正月、チュソク。入場料無料。

(2) ウェガン北部バスターミナルからの域内バスは一時間に一本程度。往路はバスターミナル脇で客待ちしているタクシーを利用して訪問し、復路は歩くか、のんびりとバスを待つと良いだろう。

【機体 Aircraft】

(1) O-1 (12-754) このO-1は2008年には空軍標準グレー塗装であったが、その後オリーブドラブ一色となり、2019年訪問時にはスカイブルーに塗り直されていた。 

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写真2,3 スカイブルーに塗り直されたO-1。(2019年8月30日9時ごろ撮影)

 

【その他】

(1) 戦車やナイキ地対空ミサイル、小さめの野砲が数門展示されている。

写真4 戦車の砲塔脇に見えるのはナイキ地対空ミサイルのブースター部分。(2008年5月4日撮影)

以上