<編集履歴> 18Jul.2019公開、31Mar.2022見直し更新(第5回目、写真追加)
<場所 Place> ホダム(昊潭)航空宇宙展示場
<座標 Location> 34.9654N, 126.5165E
<訪問日Visit> 04 May.2009
<行き方 Access>
(1) Korail 務安駅より徒歩7分、500m。務安駅には一日上下各6本のムグンファ号が停車する。木浦発0850または0930、務安着0911または0954を利用し、務安発1207または1235、木浦着1257を利用すると良いだろう(2019年7月時点)。
(2) 務安バスターミナル(34.9872, 126.4776)からモッポ(木浦)を結ぶ800番のバスに乗り、務安駅近くの”サチャン”バス停で下車する。展示場はバス停から300m程度だ。利用前にはGoogleMapなどでバス停の位置をよく確認しておくこと。800番バスは日中は1時間に1本、始発基準で毎時30分に発車している。
<解説General>
(1) 退役将軍が私費を投じて故郷に作った博物館で展示機が11機ある。将軍の没後に務安市に寄贈された。開館は0900-1700(3月から10月は1800まで)。休館日は月曜日、旧正月、秋夕。入場料2,000ウォン。休館日であっても屋外展示機は外周からそれなりに撮影することができる。
(2) 鉄道のムアン駅から展示場に往復すると利用しやすいが、見学のために利用可能なムグンファ号は日中3本程度なので事前に時刻表をよく確認しよう。
(3) 800番のバスはモッポ駅の先からムアンバスターミナルの先までを結ぶ路線だ。始発基準で毎時30分に発車している(2022年3月調査時)。往復で155分とのことなのでモッポからは60~70分程度だろう。バス停の周辺には目印となるものが無いので、GPS連動の地図で現在位置を確認しながら進むか、ある程度ハングルを読みこなして適切なバス停で下車することが望ましい。
【展示機 Aircrafts】
(1) F-4D (65-0589)
写真1 高台に置いてあるので中望遠ズームレンズで側面を狙うと他の機体の翼の上となる。(2009年5月4日16時ごろ撮影)
(2) F-5A (66-9146)
写真2 F-5A。背景にF-4D, T-33A, F-86Fが見える。(2009年5月4日16時ごろ撮影)
(3) F-86F (52-5115)
写真3 F-86F。(2009年5月4日15時30分ごろ撮影)
(4) O-1G (51-12529?) 機体には”239”と書かれているが"51-12529"らしい。
写真4 O-1G。(2009年5月4日15時45分ごろ撮影)
(5) T-6G (202)
写真5 T-6GとY-5(2009年5月4日15時50分ごろ撮影)
(6) T-28A (51-7826)
写真6 T-28A(2009年5月4日15時30分ごろ撮影)
(7) T-33A (56-1706)
写真7 T-33A(2009年5月4日15時45分ごろ撮影)
(8) C-123K (54-0687)
写真8 塗色がややおかしい様な気がするがケンチャナヨ!(2009年5月4日15時50分ごろ撮影)
(9) UH-1H (66-16891)
写真9 UH-1HとC-123K(2009年5月4日15時50分ごろ撮影)
(10) Y-5 (18132) 中国製のAn-2。亡命機。1990年代半ば頃まではソウル市内の反共会館(別稿参照)に展示されていた。
写真10 Y-5(2009年5月4日15時50分ごろ撮影)
(11) MiG-15 (339) 亡命機。上記のY-5と共に1990年代半ば頃まではソウル市内の反共会館(別稿参照)に展示されていた機体。
写真11 機首におかしなピトー管を取り付けてしまったMiG-15。(2009年5月4日撮影)
【展示後移転】
(1) TF-51D 上述のY-5やMiG-15と共に1990年代半ば頃まではソウル市内の反共会館(別稿参照)に展示されていた機体。ホダム展示場を訪問した際に唯一まともに撮影しなかった機体であり、このことを悔やんでいる。済州島の航空宇宙博物館の展示物として移転され、2014年の開館時より現地にある。
【参考文献】
(1) Jウイング2002年4月号p.69
(2) 航空ファン2008年10月号p.70-73
(3) 航空ファン2019年12月号p.60-67
以上