用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【慶尚北道】グミ(亀尾)市の東洛公園

<編集履歴> 12Jul.2019公開、18Mar.2022見直し更新(第5回目、写真追加)

 

<場所 Place>        グミ(亀尾)市のドンラクコンウォン(東洛公園(Dongnak Park))

<座標 Location>      36.1016N, 128.4005E

<訪問日Visit>       15Aug.2010 and 30Aug.2019

<行き方 Access>

(1) グミ駅もしくはグミ中央バスターミナル前より市バスに乗車して10分程度、グミ大橋を渡った直後のバス停で下車する。バス停の名称はグミ駅・バスターミナル方面からの場合は「ドンラクコンウォン(東洛公園)」だが、道の反対側の駅方面に向かうバス停の名称は「なんとか高前(詳細忘れた)」となる。下車後は道を少し戻り、川沿いとなる道を10分程度南下する。「川から最も近い川沿いの道」ではあるが、川岸からは200mほど離れており、見た目は「普通の道路」だ。特に表示も無いのでGoogleMapなどで場所をよく確認して進もう。10分少々で公園のファントム展示場所に到着する。この道を行くバスも二系統あるが、運行頻度は極めて少ないので、バス停で期待しないこと。恐らくは工場通勤用に朝夕のみ運行する路線だろう。

(2) グミ中央バスターミナルまでは大邱(東部、北部、西部)から、それぞれバスの便がある。最も利用しやすいのは西部バスターミナル発のバスで1.0~1.5時間に1本程度の便がある。所用約50分。大田からは1.5時間に一本程度、所用約70分。東ソウルまたはソウル(江南)からも1時間に一本程度の頻度で便がある。こちらは所用約2.5時間。別稿で紹介した倭館との間にはNo.11およびNo.111のバスが頻繁に走っている。所要約1時間。

(3) 鉄道はムグンファ号が停車する。

<解説General> 

(1) グミ市は大邱の北西約30kmにある町で半導体関連の工場が多くあることで日本国内には知られている。市内を南北に流れる洛東江の東側に東洛公園があり、2008年ごろに機体が設置された。機体は24時間いつでも撮影可能。 両機ともほぼ真西を向いており、ほぼ終日、機体左側を順光で撮影することができる。 投光器が設置されているので夜間にはライトアップされるようだ(ただし毎晩ではなく、夏季の週末や特定の記念日だけかもしれない)。

【展示機 Aircraft】   

(1) F-4D (65-592) F-4Dの前には2010年代初め頃に朝鮮戦争に参加した国連軍各国の国旗を掲げるポールが設置された。このため機体前から中望遠レンズで撮影することはできなくなった。

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写真1,2,3 上は70-200m中望遠レンズにて撮影したものだが、現在では国旗のポールが邪魔になり、このアングルでは撮影はできない。標準ズームレンズで側面を撮影することは可能だ。(上:2010年8月15日、中、下:2019年8月30日撮影)

 

(2) O-2 (11-139)

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写真4,5 18-55mm標準レンズで撮影したO-2。植樹があるため、あまり下がることができない。また機体右側は晴れていれば逆光となる。(上:2010年8月15日、下:2019年8月30日撮影)

 

【その他】

(1) M48A2c戦車

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写真6 後ろの街灯がやたらと傾いているようだがケンチャナヨ!(2019年8月30日撮影)

 

(2) M110 (8in砲)

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写真7 M110。(2019年8月30日撮影)

 

(3) 各種のモニュメント

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写真8 F-4Dの前にある洛東江の戦いを表したモニュメント。2010年に訪問した際にはまだ造られていなかった。これがあるため中望遠レンズでF-4Dを前方象限から撮影することができない。ま、モニュメントがない場合でもポールが邪魔になるので文句を言っても仕方がないのだが・・・。(2019年8月30日撮影)

以上