用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【Jakarta郊外】Bogor(ボゴール)のヘリコプター

<編集履歴> 24May.2019公開、17Dec.2021見直し更新(第3回目、写真追加)

<場所 Place>          陸軍基地近くの三叉路のモニュメント

<座標 Location>      6.5494S, 106.7605E

<機体 Aircraft>   シコルスキーS-58T (S/N: 15)

<訪問日Visit>   29Aug.2018、02Sep.2018

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写真1 三叉路にあるS-58T。レンズはフルサイズで40mm程度。(2018年9月2日午前9時ごろ撮影)

 

<行き方 Access>

1.  首都圏通勤線Bogor駅の北西部にあるMerdeka Bus Terminal付近からNo.6もしくはNo.6Aのアンコタ(青色と黄緑色のどちらでも良い)に乗車する。北西に約6km、15分程度で4,000IDR。

<解説General> 

1. 陸軍飛行場近くの三叉路にあるヘリコプターモニュメント。24時間いつでも撮影可能。 かつてはMi-1(H21)が展示されていたが2017年8月4日ごろに搬出された。この機体は修復後、ジョグジャカルタの空軍博物館にて展示されている。現在展示されているS-58Tは2017年11月頃に新たに搬入され、展示された。午前9-10時頃の左側面は良好な光線状態で撮影できる。

2. JakartaからBogorへはバスの便も多いが、Bogorのバスターミナルは駅の南東部で道なりに約2.4km離れたところにある(Botani Bus terminal, 6.6021S, 106.8059E)。一方、乗継ぐべきアンコタは駅の北西部にあるMerdeka BusTerminal付近から出ている。駅からは道なりで約650mだ。この間にもアンコタは走っているが非常に判りにくいのでバス利用はあまりお奨めしない。首都圏通勤電車を利用した方がはるかに判り易いと思う。

3. Merdeka BusTerminal付近のアンコタは雑踏の中を右往左往している感じで到着便なのか出発便なのか判りづらい。とりあえず乗ってしまうのも良いが運転手の休憩のためにすぐに降ろされる場合もある。北西部に向かう道路のJl. DR.SumeruをJL.Mawarを過ぎた所(6.5902S,106.7861E)まで歩き、後ろからやってくるアンコタに乗車することをお奨めする。これはJL.Mawarより手前で乗車するとJl.Mawarに入ってしまうアンコタがあるからだ。利用するのはNo.6または6Aだが運行会社が異なるのか青色の車両と黄緑色の車両の二種類が走っている。どちらに乗っても行ける。また番号無しのアンコタも多数走っているので北西方向に行くものにとりあえず乗車し、道を逸れたら直ちに下車して乗り換えるという手順を繰り返してもよい。 

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写真2 柵の高さは1.2mくらいか。(2018年8月29日撮影)

 

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写真3 柵の隙間から側面を撮るならフルサイズ24mm程度の広角レンズが必要だ。(2018年9月2日午前9時20分ごろ撮影)

 

【余談】

 2014年9月14日(日)、1602pmにBogor駅に到着し、行先の分からないアンコタを3回乗り換えながら現地に近づくも、あと2㎞ほどのところ(大通りとの交差点前)で大渋滞。1650pmに諦めて引き返した。この時点で日没間際であり、かつ天気はどんよりと曇っていて光がほとんど無いような状態だったが、この時に無理にでも行っておけばMi-1(H21)を見ることができたのだな。2017年の夏に機体がジョグジャカルタの空軍博物館に移転されたと聞き、大変悔しい思いをしたものだ。

 Bogor発1733の列車でJakartaのGondandia駅到着は1923pm。Gambir駅までの間の食堂も店を閉めており食事ができず、DAMRIに乗って空港着が2035。ここでようやく夕食をとることができた。その後、朝までは建物外(内部には居られなかった)で過ごして0625am発のAirAsia QZ0202に乗り、クアラルンプール経由で帰国したのだった。

以上