用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【Surabaya】Surabaya海軍基地内の展示機(海軍博物館を含む)

<編集履歴> 17May.2019公開、02May.2020見直し更新(第1回目、体裁修正)

 インドネシア第二の商業都市Surabayaの北部には海軍基地があり、敷地内には数機が展示されている。全機がチェックゲート前にあるため「チェックゲートにて撮影の可否をお伺いするため」という名目で堂々と入場し、機体を間近に見ることができる。実際のところ撮影は困難だし、機体を見ながら歩いているだけでも「チェックゲートまで同行」するために車に乗せてもらい、詰所で「イロイロとお話」することもあろうかとは思うが、紹介しておこう。

<訪問日Visit> 30Aug.2018

<行き方 Access>

基地にはタクシー、バイクタクシーで直接乗り入れるか、もしくはアンコタで周辺の通りに近づき、1km弱を歩いて入場する。

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写真1 正門ゲート。奥にワスプが飾られている。18-55mmレンズで撮影。(2018年8月30日撮影)

 

1. 正門ゲート奥のワスプ

・座標 Location:      7.2244S, 112.7203E

・  基地正門奥に設置されたモニュメント。基地外から300㎜以上のレンズで正面から撮影することが可能。正門とはいえ、ここに門衛はいないので堂々と入門することは可能だが、交通量が多く、カメラを出していると誰何されることだろう。

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写真2 正門奥のワスプ。写真1から切り出したもの。(2018年8月30日撮影)

 

2. Taman Arung SamudraのGAF N.22 Nomad(P-814)

・座標Location:    7.2280S, 112.7208E

・基地内の公園Taman Arung Samudraに機体が展示されている。正門とは別に大通りの上を渡る歩道橋が近くにあり、外部からは全くノーチェックでここまで来ることができる。

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写真3 基地内公園のノーマッド。(2018年8月30日撮影)

 

3.   海軍博物館(Museum TNI-AL, Loka Jala Crana) 

・ 平日日中は現地人なら見学可能の博物館。外国人は事前許可が必要とのこと。

・   展示機     

1) Gannet Mk.4  7.2277S, 2.7186E、チェックゲートに通ずる道より見える

2) Mi-4       7.2263S, 2.7150E 、博物館の裏手にあり道路からでは見えない 。

 

4.  チェックゲート前のセスナ  

・座標Location:    7.2271S, 112.7150E

・ゲート直前の建物前に展示されている機体。

・衛兵に見られている場所なので、立ち止まって見ることも困難。

 

5. その他

 かつては上記以外の場所にも数機の機影が確認できたが、2019年5月17日にGoogle Mapの衛星写真を確認したところ、これらの機影は無くなっていた。撤去されたものと思われる。

 

<備考>

 私は大通りを超える歩道橋から入場し、公園でN.22を撮影中に職質を受け、チェックゲート内の詰所にて10分ほど簡単な取調べを受けた。その際に博物館を含む機体の撮影許可を求めたが、これは受け入れられなかった。 

以上