用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【ハノイ近郊】Bac NinhのMiG-21

<編集履歴> 22Apr.2019公開、15Jan.2022見直し更新(第3回目、写真追加)

<場所 Place>       Bac Ninh博物館(Bao Tang Bac Ninh)

<座標Location>       21.1842N, 106.0755E

<機体>  MiG-21bis (5207, c/n. 75068841) 

 <訪問日 Visit> 28Sep.2018      

<行き方 Access>

(1) ハノイ市内東部のGia LamバスターミナルからBac Ninh行バスに乗り、終点「Dien Cuoi 54」(Kinh Bacカルチャーセンター脇、21.1886N, 106.0757E)で下車、徒歩8分(約700m)。詳細はGoogle Mapで位置を確認すること。ちなみに乗客を降ろしたバスはクルリとUターンして反対側のバス停で乗客を乗せる。復路はコチラで乗車する。

<解説General> 

(1) ハノイの北東約26kmにあるBacNinh省立博物館の前庭にMiG-21bisが展示されている。入場は無料だが、展示品は一階に写真パネルと地方特産工芸品を展示するのみ。屋外の展示品は外周からも撮影可能な位置にあるので24時間いつでも訪問可。

(2) 展示されたMiG-21bisの機首には5つの撃墜マークが描かれている。また機体各所の注意書きはキリル文字ではなくべトナム語で描かれている。右主脚カバーには"No. 75068841"と記されている。製造番号だろう。

(3) 同じ敷地内に旧ソ連製P-12 "Spoon Rest A" トラック搭載レーダーも展示されている。ベトナム国内においてはMiG-21bisよりも数段珍しい展示物だと思われる。

(4) ハノイのGia Lamバスターミナルからのバスは頻繁に走っているが、終点近くまでかなり混む。道路渋滞もあるため、所要時間は1時間半程度だ。

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写真1~3 機首に5つの星を描いたMiG-21bis。敷地の外周からでも50~150㎜程度のレンズで撮影できる。(2018年9月28日撮影)

 

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写真4  旧ソ連製P-12 "Spoon Rest A" トラック搭載レーダー。これは結構レアな展示物だ。(2018年9月28日撮影)

 

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写真5 P-12 "Spoon Rest A" トラック搭載レーダーとSA-2地対空ミサイル。(2018年9月28日撮影)

 以上