用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【Da Nang】第5軍管区博物館(ダナン軍事博物館)

<編集履歴> 15Apr.2019公開、30Jan.2022見直し更新(第3回目、体裁見直し写真追加)

 

<場所 Place>       第5軍管区博物館(通称はダナン軍事博物館)、Bao Tang Kuh 5

<座標Location>      16.0483N, 108.2176E

<訪問日 Visit> 04May.2006、27Sep.2018

<行き方 Access>

(1) Da Nang市内にあり徒歩、バイクタクシー、タクシー、バスなどでアクセス可能。市バスは30~40分に一本程度が近くを通過する。 

<解説General> 

(1) ベトナム人民陸軍は全国を7つほどの「軍管区」に分割して管理しており、各軍管区に一つの博物館を有している。ここはそのうちの第五軍管区の博物館だ。「ダナン軍事博物館」は本Blog上の仮称であり、「第五軍管区博物館」がより適切な日本語訳となる。同じ敷地内にホーチミン博物館が存在することと、2011年頃にはホーチミン博物館と屋外展示しか対外開放していなかったため、国内のガイドブックには「ホーチミン博物館」と記載されていることも多い。

(2) 開館時間は0730-1030と1330-1600。月曜休館。入場料金は60,000VND。1030-1330の間は館内には入れないが、頼めば屋外展示のみ見せて貰えることもある(担当者次第)。大通りに面したゲートを入って直ぐ左側が守衛所を兼ねたチケット販売所(料金徴収室といった方が適切か)。以前はカメラでの撮影料金を別途徴収されたが、2018年訪問時には入場料60,000VNDのみであった。

(3) 機体はほぼ北(350度くらいか)を向いている。休館時間の10時半頃から13時半頃まではほぼトップライト。好みによるが14時くらいから訪問した方が良い光線加減で写真を撮れる。2006年頃には大通りからA-37、,U-17、UH-1を撮ることが出来たが 、2018年に訪問した際には植樹が育ってしまい、機体が見えないことは無いが事実上マトモな撮影はできないので休館日の訪問は諦めた方が良い。 

【展示機 Aircrafts】     

(1) MiG-21MF (5114および5127)

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写真1  2機展示されているMiG-21MF。(2018年9月27日11時ごろ撮影)

 

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写真2 MiG-21MF(5114)。(2018年9月27日13時ごろ撮影)

 

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写真3 MiG-21MFの周囲は植樹や植木で囲われており、スッキリとした機体の写真は撮りづらい。(2018年9月27日12時30分ごろ撮影)

 

(2) A-37B (10793 / 68-10793)

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写真4 外周から撮影したA-37B。2018年訪問時には植樹が育ってしまい、外周からの撮影はできなくなっていた。(2006年5月4日12時30分ごろ撮影)

 

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写真5 2018年訪問時のA-37B。かつて緑色だった部分は黒色に変えられていた。(2018年9月27日13時ごろ撮影)

 

(3) U-17A (042)

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写真6,7 午前11時頃のU-17A。ほぼ真上からの光だ。(2018年9月27日11時ごろ撮影)

 

(4) UH-1(780 / 69-15130)

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写真8,9 脇に野砲が展示されているので撮影アングルが限られるUH-1H。(2018年9月27日、写真8(上):13時ごろ撮影、写真9(下):11時ごろ撮影)

 

(5) B-52の破片。「撃墜されたB-52の破片」という説明以外何も無い。傷もゆがみも少なく、その形状から脚収納部付近を切り取って持ってきたように思える。

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写真10 艦砲の砲弾と共に置かれていたB-52の破片。(2018年9月27日13時30分ごろ撮影)

以上