<編集履歴> 05Apr.2019公開、28Nov.2021見直し更新(第5回目、写真追加)
<場所 Place> 抗美援朝紀念館
<座標Location> 40.1182N, 124.3579E
<訪問日 Visit> 29Jul.2002および04may.2007
<最終確認日 Last check> GE-Pro.2021年3月17日取得画像により確認
写真1 2007年訪問時の展示場全景。現在の配置は全く変わっている。(2007年5月4日撮影)
<行き方 Access>
(1) 丹東駅より徒歩約2km、タクシーまたは市内バスを利用。
<解説General>
(1) 北朝鮮との交流の深い町、丹東にある朝鮮戦争記念博物館。2014年に改装のため一時閉鎖されたが、2016年6月には新規オープンした。(注:百度の問い合わせではオープンしているとの発言があるが、「地球の歩き方」19-20年版ではまだ閉鎖中となっている。)開館は毎日0900-1600とのこと。
(2) 2000年代頃の一時期、屋外展示エリアに入場する際には別途入園料を徴収していたが現在の状況は不明。2007年5月訪問時の展示機は6機だったが、2009年10月12日取得画像以降にはJ-6系の展示機が一機増え、7機となっている。
(3) 私が訪問した時(2002年および2007年)には市バスの便が少なく、駅から歩いて行った。2021年以降の状況は不明。
【展示機 Aircrafts】
(1) MiG-15 (08) 北朝鮮軍のマークを描き、コクピット左側には6個の撃墜マークを描く。
写真2 北朝鮮の国籍マークを描いたMiG-15。(2007年5月4日撮影)
(2) MiG-15 (S/N ?) 機首には「中国人民志願空軍」と7個の赤星と2個の枠だけの星を描き、国籍マークの代わりに「丸2」「丸5」を描いていた。
写真3 機首に「中国人民志願空軍」と描いたMiG-15。(2007年5月4日撮影)
(3) J-6 (S/N ?, C/N(?): 3005)
写真4 脚ドアが全てなくなっていたJ-6。(2007年5月4日撮影)
(4) JJ-6 (51519 ?) 訪問時に機首のS/Nは読み取ることが出来なかったが、その後”51519”と記入された写真がネット上で見つかっている。
写真5 退色の進んだJJ-6。(2007年5月4日撮影)
(5) J-6 (80012 ?) 2009年10月12日取得画像以降に存在が確認されている3機目のJ-6系の機体。こちらは銀地塗装のようだ。詳細不明。
(6) Tu-2 (S/N ?) 2002年訪問時には「本機は中国空軍博物館から貸し出されたもの」という看板が脇にあった。
写真6 中国空軍博物館から貸し出されていたTu-2。(2007年5月4日撮影)
(7) Y-5 (51611 ?) 中国製An-2T。実のところ、Y-5なのか輸入したAn-2Tなのかは確認していない。機内の整備用注意書きなどが中国語で書かれていたらY-5、キリル文字ならAn-2Tなのだろう。機体はこれまでに何度も塗り直されており、表面に書かれた文字はあったとしてもアテにならない。
写真7 中国空軍博物館から貸し出されていたTu-2。(2007年5月4日撮影)
【余談】
SLも展示されている。個人的趣味で掲載しておく。
写真8 展示されているSL。(2007年5月4日撮影)
以上