用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【HCM市】統一会堂

<編集履歴> 21Mar.2019公開、02Feb.2022見直し更新(第2回目、体裁見直し写真追加)

 

<場所 Place>       HCM市中心部にある統一会堂 (Dinh Thong Nhat)            

<座標Location>       10.7771N, 106.6954E

<訪問日 Visit> 27Jul.1997 and 11Apr.2015

<行き方 Access>

(1) 市内中心部にあり、徒歩、バス、タクシーなどどんな手段でも行ける。   

<解説General> 

(1) 市内中心部にある観光名所。観光客は多いが機体を見る人は少ないので撮影は楽だ。しかし展示機はいずれも観光用に塗り直されており、オリジナリティは完全に失われている。開館は0730~1100、1300~1600。年中無休だが、昼休みに一度閉門され、敷地からは追い出される。 

【展示機 Aircrafts】

(1) F-5A 大通りから建物を見て右手の林の中にある。その説明版には「F-5"E"」と書かれているため、フツーの観光客が観光旅行後に自身のサイトにて本機の写真を掲載する際には「F-5Eが展示されていたヨ」と発信する原因となっている。このためネット検索を行うと「統一会堂にはF-5Eがある」と言う記事が数多く出現する。ちなみに英語版の説明をよく読むと「空軍某の操縦するF-5Eが975年4月8日にここ(大統領官邸)を爆撃した。F-5EとはF-5Aを改造した機体で云々・・・」と書いてあるが、「ここに展示されている機体が爆撃した」とか「ここに展示されている機体はF-5Eである(もしくはF-5Aである)」とは一言も書いていない。「歴史的事実としてここを爆撃した機体はF-5Eだが、説明板の後ろに展示してある機体をF-5”E”と間違えるのは観光客の勝手だ」、と言っているような気がする。マニア的には機関砲前方に機銃発射直前に立つ排煙拡散板が立った状態で展示されている点に注目する。

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写真1~3 統一会堂のF-5A。銃口前には機銃発射直前にしか見られない排煙拡散板が立っているのが珍しい。(2015年4月11日14時45分ごろ撮影)

 

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写真4 全世界の一般観光客が本機をF-5”E”として紹介する原因はコレだ!機体前にある説明板を横680ピクセルで紹介する。(2015年4月11日14時45分ごろ撮影)

 

(2) UH-1H 屋上に展示されている。順光で撮るには午前の早い時間帯の方がよい。午後は逆光となる。この周囲は立入り禁止であり、建物内からの撮影となるため撮影アングルは限られる。というか、ここで紹介する側方と正面からしか撮影できない。

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写真5 屋上に展示されているUH-1。標準ズームレンズで撮影できる。(2015年4月11日15時30分ごろ撮影)

 

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写真6 屋上のヘリは写真5とこの写真のようにほぼ正面からしか撮影できない。このアングルで機体のアップを撮影するには200mm程度の中望遠ズームレンズが必要だ。写真の左手(機体の右手、見学者から見ると機体の手前)にある二つの赤い円は1975年4月8日にF-5Eで爆撃(前述)された際の爆弾の弾着場所を示す。(2015年4月11日15時30分ごろ撮影)

 

【その他】

(1) T54戦車は390号車と843号車の二両が展示されている。北ベトナム軍はソ連製T54戦車あるいはこれを中国でライセンス生産したT59戦車を用いたが、本当にT54なのかT59であったのかは私自身は確認していない。各地にある戦車の説明版表記もT54であったり、T59となっていたりする。きっちり確認できるまでの間は説明板の表記とし、不明な場合にはT54の表記を用いることにする。ここに展示された戦車の説明板は記録してこなかったのでT54としておく。

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写真7,8 前庭に展示されている2両のT54戦車。(2015年4月11日、上:16時ごろ撮影、下:14時30分ごろ撮影)

以上