用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

ラオスにおける用廃機の概要

 ラオス国内の展示機情報は少ない。

 これはベトナム戦争時から現在に至るまでの空軍力が貧弱であり、残存する軍用機の絶対数が少ないこと、航空交通インフラが十分に発達していないため国内で使用した民間航空機の絶対数が少ないことから、用途廃止となった機体がそもそも少ないことが根底にある。また観光資源に乏しく交通インフラも未熟であったため、各地を訪問する観光客が少なかったことから、用廃機に関する情報が少なかったという理由があると考えている。しかし近年は地方にホテルが次々に開業しており、また首都Vientianと地方を結ぶバスの便が増え、かつネットによる事前予約・支払いも可能となるなど、観光客を受け入れる状況が整いつつある。旅行者の増加に伴い、新たな展示機情報が増えていくものと予想する。現時点での主な展示機のありかは次の通りだ。

<Vientian周辺>

1) ラオス人民軍歴史博物館: 17.9826N, 102.6304E。ただし2017年9月より改修のため無期限閉鎖中。博物館の建物は2019年5月頃から解体された。

2) Wattay airportの An-2(073): 17.9711N, 102.5708E

3) 空港近くのY-7-100C (RDPL-34119 and RDPL-34127): 17.9895N, 102.5539E

<その他>

1) Bob Ogdenの著書に「Savannakhet provincial MuseumにT-28Aがある」旨が記載されているが、2019年2月1日にGoogleMapのStreetViewで見てもそれらしきものは見当たらない。一方で「Savannakhetで撮影した」T-28の中胴部分の残骸の写真が二件ほどネット検索で見つかっている。川から一本道路を隔てた敷地に置かれているようだが詳細は不明。おそらくは「博物館近く」にあるのだろう。

2)ホーチミンルートをバイクで辿る旅行記がネット上に上げられている。”Ho Chi Minh trail”+”bike”+”tour” あたりでググってみると良いだろう。旅行記によればルートのどこかでF-4の破片やCH-53の後部胴体などの残骸が見られるという。ベトナムあるいはラオスの旅行社が数日のバイクツアーガイドを行っている様子なので、「悪路をバイクで走ることが可能」で、かつ「10日以上の連続休暇を取得可能」な航空マニアな方はぜひトライして情報を得てきて欲しい・・・などと思う。日本人にとって現地での費用は大したことは無いが、「10日以上の連続休暇」を取るのが最大の難関だろうか。

 

以上

<編集履歴>

02Feb2019 公開

15Apr.2020 見直し更新(第2回目、体裁見直し)