用廃機ハンターが行く!

アジア各地に転がる用廃機を見に行くためのガイド(?)

【鹿児島県】霧島市城山公園のビーチH18(JA5150)

<編集履歴> 24Jan.2022公開

 

<場所 Place> 霧島市国分上小川3819番地

<座標 Location>  31.7413N, 130.7825E

<機体 Aircraft>  Beechcraft H18 (JA5150)

<訪問日Visit>   21Jan.2022

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写真1 機首を南西に向けて置かれているビーチH18。早朝はかなり強い光が機体に当たる。機体各所を鉄パイプで支えており、いかにも工事中という様相だが、これが展示の最終形態ということらしい。(2022年1月21日9時30分ごろ撮影)

 

<行き方 Access> 

(1) JR日豊本線国分駅の東方の山の上にあり、駅から道なりに約3.5㎞、往路は徒歩で約1時間。基本は車で訪問する場所だ。

<解説General> 

(1) 市営公園のゴーカート乗り場の脇に機体が南西を向けて置かれている。冬の早朝は低い太陽光がマトモに当たり機体が輝く。10時過ぎに訪問すると落ち着いた光で撮影できると思う。機体自体は24時間365日いつでも撮影できるが、ゴーカートエリアに入り込んでの撮影となるので、ゴーカートの営業時間中には現地の状況を確認し、管理者の許可を得て撮影しよう。

(2) 本機の展示されている「城川公園」の名称と位置は「霧島市都市公園条例施行規則」の第2条別表による。

(3) ヒコーキ雲さんによると本機は1965年にJA5150として登録され、宮崎の航空大学校海上保安庁(新潟)、民間で使用されたのちに崇城大学の教材となり、2012年3月に登録を抹消された。その後、2015年3月にこの地に設置された。設置当初からエルロンやエレベーターは骨組みだけであり、また機体各所を鉄パイプで支えているために工事中という様相を呈しているが、これが最終展示形態のようだ。

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写真2 機体右前は植込みとなっている。夏の午後3時ごろには機体右側が順光となるハズだ。(2022年1月21日9時30分ごろ撮影)

 

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写真3 エレベーターは骨組みだけだ。(2022年1月21日9時30分ごろ撮影)

 

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写真4 城山公園は鹿児島空港にアプローチ中の機内から眺めることができる。どこに機体があるかわかるかな~?(2021年1月19日15時ごろ機内より撮影)

 以上